ウソをつくとゲロ吐いちゃいます
日曜日に観た1本目、ボンドにキャップ、ジェイミー・リー・カーティス&トニ・コレット、さらにクリストファー・プラマー・・・、とキャスティングだけで観る価値十分なのだ。
探偵もののミステリーって昔は映画の定番だった。
子どものころ、ポアロやホームズを夢中で観たのを覚えてる。
そんな懐かしい雰囲気を豪華キャストで味わえるんだから観ないという選択肢はない。
ほんとはこれを土曜日に観るつもりだったけど、終日満席でスケジュールを組み替えたのだ。
世界的なミステリー作家で大富豪のハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)の85歳の誕生パーティーがニューヨーク郊外の豪邸で開かれ、家族が集まる。
ところが翌朝、ハーランは遺体で発見される。
一見、自殺に思われた彼の死だが、匿名の人物から依頼を受けた名探偵ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)が現れ、殺人事件と断定し捜査を始める。
容疑者は家族に家政婦、ハーランの看護師と屋敷にいた全員。
操作を進めるうち、家族の秘密やウソが次々と明らかになっていく・・・
雰囲気がいい。
ミステリー映画ってほんと楽しい。
さっそうと登場する探偵がたまらなくかっこいい、だけどダニエル・クレイグはさっそうと登場しない・・・
うまく仕組まれたトリックが明かされたときはホントに唸っちゃうもんな。
おれは騙されてばっかりだけど。
おれ、だいたい「あ、こいつが犯人だな」っと想像がつくんだけど、犯行の動機や手口を完全に当てたことは今までないんだよ。
手口が解明できないということは、犯人当たってても勘でしかないないんだよな。
この映画、オリジナルストーリーというのに驚きだ。
よく練られた完璧な脚本だと思う。
ウソをつくとゲロ吐くってものすごいアイデアだな。
これはぜひシリーズ化してほしい。
ポアロとか好きな人にはお勧めなのだ。
鑑賞メモ:劇場