試合中に女の人に見とれてはいけません

 


ジャケットデザインからケイト・ウィンスレットがゴージャスなドレス着て、マシンガンをぶっ放して悪いやつらを蹴散らすやつかなと思ってレンタルしてみた。

ぜんぜん違う内容だった。

勝手に思い込んだのはおれだけど、あんなジャケデザ悪意に満ちてる、絶対に勘違いするって。

予想と全然違う内容だったけど、けっこうおもしろかったぞ。

 

オーストラリアの田舎町、25年まえに少年スチュワートを殺害した疑いをかけられ街を出た女性テイリー(ケイト・ウィンスレット)は認知症になった母の介護のため街に戻る。

テイリーをよく思わない街のひとたちだったが、彼女がデザイナーであることがわかると、徐々に街の女性たちはドレスの制作を依頼するようになる。

およそファッションとは縁がなかった街が少しずつ華やかになる。

そんな中テイリーは工夫のテディ(リアム・ヘムズワース)と親しくなる。

 

 

田舎町の風評の恐ろしいな、次第に自分の記憶まであいまいになるんだもんな。

自分を追い出したひとたちからドレスを作ってと頼まれる、それは殺人扱いしてた自分に頼んでくるわけだからある意味復讐と言えるのかもしれん。

しかし、彼女が求めていたのは報酬より情報、そしてスカッとするラストへ。

重たくなりがちなテーマだけど、程よくコメディーが織り交ぜられて飽きずに観れた。

てか、えっ?そんな死に方するの?悲劇なのかギャグなのか悩むところがあった。

 

ところでフットボールの試合を観に来たテイリーに試合そっちのけで視線がくぎ付けになるシーンがあるが、気持ちはよくわかる。

おれは男だからドレスには興味がないが、美女がゴージャスなドレス着てたら見るなというのがムリな話だな。

男だもんな。

とくに黒いドレスが好きだ。

女性にはソーの弟の見事な肉体美が目の保養になるぜよ。

 

  鑑賞メモ:DVD