タリバンかよ!

 

 

バカっぽいゾンビ映画を観た。

ゾンビ映画の8割ぐらいはカスだとわかってるのに・・・、そして未公開作品ともなればもっとカス率が上がるというのに。

しかしこの映画、なかなかいい線いってた。

 

高校生になってもボーイスカウトを続けている冴えない3人組ベン(タイ・シェリダン)、カーター(ローガン・ミラー)、オギー(ジョーイ・モーガン)。

ボーイスカウトを続けていることを気恥しく思っているベンとカーターはボーイスカウトを辞めようとしていたが、真剣に取り組んでいるオギーには言い出せずにいた。

ある日、思いがけずパーティーに誘われたベンとカーターはキャンプを抜け出してパーティー会場に向かうが、その途中でゾンビの大群に出くわしてしまう。

ピンチに陥ったところストリップバーのウェイトレス・デニース(セーラ・デュモント)に助けられる。

やがてオギーも合流し、様々なボーイスカウトの技術を駆使してゾンビに立ち向かう。

 

オープニングの怪しげな研究施設で清掃員がモップを振り回しながらシャウトして掃除しているシーンで、あ、これはバカ映画だな、とわかる。

路線は『ゾンビランド』だけど、潔いまでのくだらなさと下品さは『ゾンビランド』を圧倒している、これは傑作と言えるんじゃないか?(もちろん狭いカテゴリーの中で・・・)

白いタンクトップでライフルぶっ放すデニースが妙にセクシーだった。

ゾンビ&巨乳&童貞ってタンパク質&脂質&糖質と並ぶ三大要素なのかもしれん。

窓から落ちそうなときにゾンビのポコチンにつかまってぶら下がる救いようのない大バカシーンがあるんだが、おれはむしろ、なぜゾンビが下半身を露出してたのかが不思議でならん。

 

なんでこんな映画を観たのか?

それは、おれ、近い将来、ゾンビって本当に発生すると思ってるんだ。

だから、あらゆるゾンビ映画を観て、対策を頭に叩き込んでおきたいのだ。

みんなも災害に備えるレベルでゾンビにも備えといた方がいいぞ。

 

 

 

  鑑賞メモ:DVD