寝たzzz
三木聡の作品が好きだ。
『時効警察』は傑作ドラマだと思ってるし、『転々』や『インスタント沼』なんかもすごく好きだ。
くすりと笑わされるゆるゆるした雰囲気がたまらなく好きなんだ。
この作品、三木聡監督ってことで注目してたけど、劇場公開時、大コケとか空席まつりとかネガティブな評判ばかりが聞こえてきた。
で、レンタルして鑑賞。
驚異の声量と美声を持つカリスマ・ロックスターのシン(阿部サダヲ)、しかしシンはその歌声を維持するために声帯ドーピングを続けていた。
長年のドーピングによりシンの声帯は崩壊寸前、そんな折、シンは声が小さすぎるストリートミュージシャンのふうか(吉岡里帆)と出会う。
自信なさげに歌うふうかにシンはかつての自分の姿を重ねる。
つらかった・・・
久しぶりになんども寝落ちして3回ほど観なおすはめになった。
おれ、どんな作品もそれなりに楽しめるって特殊能力を持ってるんだけど、今回は能力が通用しなかった。
三木監督はハイテンションとはものすごく相性が悪いってのがよく分かった。
一応コメディなんだろうな。
でもギャグはすべて爆死してるレベルだったしな。
なにより音声がまったく聞こえないところややかましすぎるところが多すぎて、アンプのリモコン片手にボリュームを上げ下げしながら観るというなんともしんどい作品だった。
映画館ならしんどい鑑賞だったかも。
(寝たら関係ないけど)
吉岡里帆ってもっと美人のはずなのに、撮り方の問題なんだろうか、役柄なんだろうか、魅力が半減してたのが残念だった。
ただ、HYDEやあいみょんの楽曲はさすがにすごく良かったぞ。
鑑賞メモ:BD
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