差別はなくすべきだけど、ゾンビを受け入れるのは嫌です

 

 

ディズニー・チャンネルの作品、ついにディズニーまでゾンビ映画です。

といってもディズニーですから、脳ミソや内臓が飛び出るシーンなんてありません。おどろおどろしさはまったくない歌とダンス満載のティーンズ向け青春ミュージカルです。

 

かつて郊外の町シーブルックの発電所で事故が多り有毒ガスが流れ出た。

そのガスにより人々はゾンビとなった。

やがて当局によりZバンドという腕時計型バンドが開発され、ゾンビはZバンドにより凶暴性を抑え普通に生活していた。

ただし、人間が住む街とゾンビが住むゾンビタウンとは壁で隔てられていた。

ある日、シーブルック高では前代未聞の新学期が始まる。

なんと、ゾンビタウンの生徒たちが転校してきたのだ。

人間の高校に心をときめかせ、アメフト部で活躍することを夢見ているゾンビのゼット(マイロ・マンハイム)だったが、現実は違った。

ゾンビと人間は教室を分けられるどころか、ゾンビの教室は薄汚れた地下にあった。

ところが、ゼットとチアリーダーのアディソン(メグ・ドネリー)は恋に落ちる。

人間とゾンビ、回りはお互いを否定し二人を妨害する中、二人は力を合わせ、偏見や価値観と戦う。

 

ディズニーは人種やマイノリティーをはじめ、あらゆる差別と戦う姿勢をとり続けている。

あらゆる差別の対象がとうとうゾンビとは・・・

ゾンビを差別するのはやめよう、って、これはさすがに冗談としか思えない。

確かに差別を無くすのは大事だけど、ゾンビを受け入れるってのはどうなんよ・・・

 

マイロ・マンハイムはすんげぇ爽やかだし、メグ・ドネリーはかわいいし、ヤな役のトレヴァー・トージマンは最後に仲間だし、さすがディズニー、王道を突っ走ってるね。

 

たまにはおどろおどろしくないゾンビもいい。

ティーンズのデート向けの作品だけど、おっさんが観てもいいじゃない。

 

 

  鑑賞メモ:DVD

 

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