今日は手術前の検査その1、
大腸ファイバーでした。
胃の検査→上から、大腸の検査→下から・・・
そうだよ、ケツからカメラ突っ込まれるんだよ。
前日から絶食、胃の中を空っぽにしたうえ、朝から下剤を2リットル飲んだ。
まず、これがキツイ。
体の中が完全に空っぽになった感じだった。
何がキツイって、下剤飲んでるから病院行くまでの道のりが恐怖。
病院までドア・トウ・ドアで30分ぐらいだけど、バスだったから途中でもよおしたら、それはすなわち“死”を意味する・・・
念のためにパンツの替えを持って行ったもんな、いい大人なのに・・・
大腸ファイバーという検査もまた地獄だった。
病院で術着に着替えるんだけど、ケツのところに穴が開いているパンツに履き替えるんだけど、これがかなり情けない・・・
検査室に入ると、検査ベッドの上に寝転ぶように言われた。
「くっきーまんさん、ここにエビになって寝てください」
エビ?ケツ全開なんだけど・・・、かなり恥ずかしい・・・
若めの女性看護師さんだったから恥ずかしさが倍増だった。
そこへ、先生(男性)がやってきて、
「それじゃ始めようか、行きますよ!」
とケツにカメラを突っ込み始めた。
入らない・・・、痛い・・・
看護師さんが
「くっきーまんさーん、大丈夫ですよー、力抜いてくださーい。」
力抜いてるつもりなんだけど、痛いし恥ずかしいし、脂汗が出てくる。
思いっきり深呼吸をして、最大限脱力した。
「くっきーまんさーん、まだ力入ってますよー、力入れないでー」
入るっちゅうねん!!
「くっきーまんさーん、最初だけですよー、すぐに慣れますよー」
それマジで言ってるのか??
「一気に行きますよ」という死刑宣告にも等しい先生の掛け声とともに、
ひっ、という弱々しい雄叫びとともに撃沈したくっきーまんでした。
ファイバーが入って、検査している間がまた地獄だった。
「空気入れて腸ふくらましますよ」
とともに下腹部がパンパンに張れまくる。
これは苦しい。
断続的に空砲が出る・・・
しかし、下剤飲んでるもんで、ひょっとして実弾が出るかもしれんという恐怖に包まれたが、よくよく考えたら腸の中空っぽにしてるから実弾出る要素なんてないんだけど、とにかく最悪の惨事しか頭に浮かばんかった・・・
時間にして30分ぐらいだったか、ついでに小さなポリープ2個とってもらって検査終了。
検査終わって家まで帰る間がまた恐怖。
下剤のせいでおなかぐるぐる鳴ってるし、いっぱい空気送り込まれて下腹部張りまくってるから、屁がいっぱい出る。
その度に、次のは本当に屁なんだろうか?という疑いが頭に浮かぶ。
今日は精神的にやられた。
健康が一番。