プロパガンダなのに本気アクション
映画の中でも中国は国連重視
すげぇ映画を見た。
中国のアクション映画で、めちゃくちゃヒットしたらしい。
なんでも中国じゃ歴代の興行成績をぬりかえたとか。
いやー、びっくりした
中国が正義、他国は敵!
こんなに潔いまでの中国賛歌とは。
こんだけプロパガンダなもん堂々と上映するとは最強の国やな。
しかし、そんなことかすんでしまうぐらいアクションがハンパない。
退屈一切なしで観れること間違いなし。
中国人民軍の元特殊部隊のレン・フォン(ウー・ジン)は、退役しアフリカの地で暮らしていた。
目的は、反政府勢力に殺された恋人ロンの仇を討つべく、情報を収集していたのだ。
ところがある日、反乱軍による反乱が勃発。
なんとか中国の駆逐艦に避難しレンだったが、多くの民間人が取り残されているという現状に、単身で戦地に舞い戻る。
うん、ストーリーは中国版ランボーだ。
ここまで、資金つっこんでガチなアクション映画作れるのは潤沢なチャイナマネーぐらいだろうな。
中国がアフリカや国連をどう捉えているかよくわかる。
これ、未公開映画『戦狼』の続編らしい。
そんな映画知らん
(そういえば3作目をにおわすようなおまけ映像が・・・)
1作目観てたらもっとレンのキャラクターが理解できたのかもしれんが、前作全然知らなくても楽しめったっすよ。
しかし、レンの身体を張ったバトルがすさまじい。
あなたはキャプテン・アメリカですか?
最近、こういうベタなアクションが少なくなったので一見の価値あり。
アフリカで流行っている疫病の抗体を持っている少女を守るシーンがあったけど、どっかで見たことあるシチュエーションだなとおもったら、これって『アウトブレイク』の猿といっしょだな。
ところで、エンドロールで中国のパスポートが映り、
「中国の国民へ、海外で困難にあってもあきらめないで。あなたには強大な祖国がついている・・・」ってなテロップが・・・
これこそあからさまプロパガンダ、こういうシーンを挿入するのが何とも中国らしい。
これがなければもっとよかったのに・・・
鑑賞メモ:劇場