この結末はずるい
フリーパスポートで鑑賞。
ちょっと前から劇場の予告でバンバン流れてたから気になってた。
アガサ・クリスティの小説、昔めっちゃ読んだ。
これも読んだはずだし、映画も観たはず。
なのに全然覚えてない・・・
もちろん、映画をリアルタイムでみたわけだないんだけど、実に40年以上ぶりのリメイクなんだって。
エルサレムで事件を解決した名探偵エルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)は、ひといきイスタンブールで休暇を取ろうとしていた。
ところが、急な依頼が飛び込み、急遽、休暇を切り上げ、イギリスへ向かうオリエント急行に乗車する。
車中で、アメリカの富豪・ラチェット(ジョニー・デップ)から、脅迫を受けているから身辺警護をするよう依頼されるが、あっさりと断る。
その夜、脱線で立ち往生した電車内でラチェットは何者かに殺害される。
雪山で立ち往生している電車は完全に孤立、犯人は電車内にいる。
ポアロは乗客一人一人に聞き込みをするが、全員にアリバイがあった。
トリッキーなテクノロジーがない、古い時代の鉄板ミステリー、
登場人物の紹介→事件発生→調査して観たら全員シロ→さあ、密室の完全犯罪→アリバイ崩し・・・、と基本通りに進むけど、ミステリーなのに推理部分がちょっと薄いかな。
どちらかというと淡々と進んでいく感じ。
むしろ、オープニングのエルサレムでの事件解決の方がみごとだったかも。
結末はずるいと思う、てか、禁じ手だぞ、これは。
雰囲気はすごくいいぞ。
オリエント急行なんて乗ったことないけど、すんげぇロマンチックだ。
こんな電車に長澤まさみと旅行したい
感心したのが、ポアロがラチェットの依頼を断るところ。
その理由が、「顔が嫌いだから」・・・
そんな断り方ってありなんか?
鑑賞メモ:劇場