不安定な情勢だからこそ、いま観るべき映画だとおもう
平和な世の中を切に願う・・・
戦争が題材の映画は苦手じゃ。
悲惨さが押し寄せてきて居心地がすごく悪い。
戦争の当事者(国)は、もちろん正義のためにたたかっているわけで、どちらに感情移入したらよいのかわからん。
いま、政界情勢はとても危ういところに来ていると思う。
そんな世の中だからこそ、観ておくべき映画だと思う。
みんながお互いのことを考えると、もっと平和でより良い世の中になると思うんだけど、それもおれ個人的な視点でしかなくて、それぞれはもっともな主張があるわけだから、難しい。
第二次世界大戦真っ只中のフランスの港町ダンケルク。
そこではフランス・イギリス連合軍の40万人の兵士がドイツ軍に追いつめられていた。
おびただしい人数の兵士が救助の船を待つなか、イギリス軍は民間の船までを総動員した救出隊を出動させる。
この史上最大の撤退作戦には、民間の商船、漁船、そしてヨットまで出動し、最小の被害で大勢の兵士を撤退させることに成功する。
第二次世界大戦の戦争スタイルは、現代の戦争とは違うと思うけど、極限状態の緊張感はおれには耐えられない。
上映時間中、ずっといやな脂汗が出た。
たった2時間でぐったりしたわけだけど、戦火の人たちはそんな比じゃないんだよな。
精神的におかしくならない方がおかしい。
兵士ではない民間人が駆けつけるシーンは胸熱だ。
ひとは助け合わなくちゃならん、
戦争に行かなくてもいい人たちが駆けつける、力を合わせるってこういうことなんだろう。
人を殺し合うのではなく、敵対する国でも災害なんかが起こったら手を差し伸べる。
これってホントに大事なことだと思う。
おれも及ばずながら、なんか力になりたい。
コンビニとかに置いてある募金箱って本当にいいことだと思う。
おれはコンビニで出たおつりはすべて募金箱に入れるようにしてる。
もちろんこれは、おれが火の粉の飛んでこないところに居るからいえることなんだけどな。
自国の救済はもちろん、他国に対してもみんなで助け合うことが大事なのだ。
おれ、毎週のように映画館行ってるんで、いろんな劇場で『ダンケルク』の予告を観た。
で、やっぱりIMAXの映像がすご過ぎるんだよ。
紹介記事はリンクはこちらに載ってるんだけど、これ観ててもスクリーンに映る情報量が違うのが分かる。
3Dじゃないから鑑賞料金は2,400円、ちょっと安めだけど、もう少し気軽に行けるお値段にしてほしい。