なんのために仕事してるの?
日曜日に鑑賞した2本目。
『ちょっと今から仕事やめてくる』、最近このテのタイトルの作品が多いな。
福士蒼汰のファンで溢れた劇場はギャル指数高い。
でも1本目よりはちょっと年齢層が上がってカップル多数、だけどあいかわらずアウェー感が漂ってる…
いわゆるブラック企業に勤める青山隆(工藤阿須加)は上司のパワハラに疲れ果て、駅のホームでフラフラして電車にはねられる寸前、小学校の同級生だったというヤマモト(福士蒼汰)に助けられる。
ヤマモトのことを思い出せない青山だったが、陽気なヤマモトと過ごしていくうち、徐々に明るさを取り戻し、仕事でも成果を出し始める。
そんなある日、青山はSNSの投稿記事でヤマモトは3年間に自殺していることを知る。
おれは営業職ではないので、ノルマに苦しめられたことはないんだけど、厳しい納期には苦しめられ、若い時なんか毎日怒鳴られてたし、いろんなモノ投げつけられたりしていた。
そんなとき、やっぱりヘコんだし、すべてが嫌になったときもある。
もうダメだと思った時もある。
人生は何のためある?ってこの映画でも問いかけられてた。
映画では「お前のことを大切に思ってるひとのため」と言っていた。
俺の解釈はちょっと違うけど、
しかしズルい映画だ。
社会に出て、壁に当たったことある人(ほとんどのひと?)は共感ポイントがたくさんあり、ある一定層のひとたちにはエンタメとして観れないんじゃないか?
こういうテーマはちょっとあざとい。
とくに前半は観ていて辛かった。
しかし、しっかりした見どころもある。
ヤマモトは自殺しているし、目の前にいるのは誰・・・?
ミステリーとしての展開は見事で、そうくるか!と唸らされたよ。
ちょっと尺が長かったかな、あと30分ぐらいスリムにした方がよかったな。
ふつーに面白かった、それだけ。
鑑賞メモ:劇場