お見事! 伏線の張り方がすご過ぎる!!

久しぶりに唸るような出来栄えのB級映画だ!

 

 

レンタルで借りた映画に予告編が入ってて、なんとなく面白そうだったので借りてみた。

でも今まで、レンタルの中の予告編を参考に借りたやつってろくなのがなかったんだよな。

ある意味、よく作るひとの抜群の手腕が発揮されてて、おれなんかは見事にはまっちゃうわけなんだよな。

 

交通事故で一命を取り止めたイヴリー(アイラ・フィッシャー)。

一年後、事故から立ち直り彼女は妊娠した。

ワイナリーを夢見る夫とともに田舎の屋敷に移り住むが、そこで奇妙な幻覚や現象を見るようになる。

しかも、それは彼女にしかみえず、誰にも信用されない。

次第に彼女は追い詰められていく・・・

 

観はじめてすぐに感じたのは、「またろくでもないの借りちゃったよ・・・」

はっきり言って前半はB級感ただよいまくり、連続する超常現象もとりあえず驚いとけ、って安易な描写で駄作感が漂ってたんだけど、ラスト近く、真相がわかりだすと超常現象が見事な伏線として一直線に繋がった。

これは見事だ。

超常現象ものってどう転んでもB級にしかならないんだけど、これは一見の価値ありだ。

 

 

  鑑賞データ:DVD