そんなに怒ってるわけじゃないよね・・・

 

 

数年前、スマホで狂ったように遊んでたアングリーバードの映画版、ちょっと旬が過ぎっちゃってるかんじがするけど、劇場上映してるときから気になってたんだよね。

劇場へ観に行く優先順位が低くて、気がついたら終了してたんだ。

で、レンタルして観てみた。

 
 
飛べない鳥たちが平和に暮らすバードアイランド、怒りん坊のレッドはバードアイランドになじめずにいた。
そんなある日、豚たちがやってくる。
豚たちを手厚くもてなす鳥たちだが、レッドはひとり「あいつらは怪しい・・・」という。
誰もレッドを相手にしないが、気がつけば豚たちはいなくなった。
バードアイランドのすべての卵を奪い去って・・・
そしてバードアイランドの鳥たちは、奪われた卵を取り返すべくレッドを先頭に立ち上がる。
 
ストーリーは子供向きなんだけど、侮れないほど結構深い話。
友好的に近づいてきて実は裏があるって、今まで繰り返されてきた歴史そのものだし、現代でもあちこちで起こっている紛争そのものだよな。
豚が卵を強奪したのも単に食べるためってのも資源を求めて侵略する国のようだ。
子供向けアニメをこういう目で観ちゃいかんのだろうけど、つい裏読みしてしまう。
 
主人公のレッドはタイトル通り怒ってばかりいるために皆に受け入れられない、って設定だけどそんなにめちゃくちゃ怒ってるわけじゃなかったな。
鳥たちもゲームキャラそのものだけど、はっきり言ってぱっと見かわいくない。
でもみてるうちに愛着がわいてきた。
 
けっこう楽しめた♪
 
 
  鑑賞データ:DVD