最悪、
これはひどい、悪意のかたまりのような映画だ・・・
イーライ・ロス作品ってことで、ある程度の不条理は覚悟していた。
しかしここまでとは・・・
ロス監督が血みどろ映画じゃない、サスペンスを撮ったってことでちょっと期待してたんだけど、観て後悔した。
愛する妻と二人の子どもと幸せな生活をするエヴァン(キアヌ・リーブス)、家族でビーチにバカンスに行く予定だったのに、急遽仕事でひとり留守番することに。
夜になり外は嵐のような大雨、そこへドアをノックする音が。
そこにはずぶ濡れの二人の美女ベル(アナ・デ・アルマス)とジェネシス(ロレンツァ・イッツォ)が立っていた。
不審に感じながらも、親切心から二人を家に招き入れる。
それは、破滅へのはじまりだった。
いわゆるハニー・トラップ、ふたりの誘惑に耐え切れず、ヤっちゃったら二人は豹変、いいように手玉に取られる恐ろしい話。
なんでキアヌ・リーブスはこんな映画に出ちゃったんだろう?
きっとファンが観たら卒倒もんのムゴい役柄だ。
最近、パッとしないキアヌだけど、もうちょっと作品選んだ方がいいな。
エヴァンは見え見えの誘惑によく耐えたな、欲望のままに生きる俺だったら即陥落、てか、蓋のしていない落とし穴にも突っ込んでいくタイプの俺にはトラップそのものが不要なのだ。
しかし、ひどい映画だった。
思い出しても嫌な気分になる。
ラストシーンの息子のひとこと(パパ、楽しんだんだね)が妙に悲しかった・・・
鑑賞メモ:DVD
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