ひたすら痛いアクション映画、

ストーリーは甘々だけどね。

 

 

 

『ザ・ヴェンジェンス』、とってもわかりやすいタイトルで思わず“そのまんまやんけ~”と突っ込みたくなるタイ産のアクション映画。

 

叔父に育てられたジー(ダン・チューポン)とタン(ナンタウティ・ブンラップサップ)は、両親の死の真相を教えてくれない叔父に反発する。

やがて二人は両親の死に関係するギャング集団との抗争に巻き込まれる。

 

うーん、微妙な映画だ。

 

タイ産のアクション映画といえばムエタイ、『マッハ!』でそのアクションに驚き済みだし、カンフー映画なんかでガチンコ殴り合いも見慣れている。

しかし、タイのアクション映画といえば、手すりやら柱やらいろんなとこで頭ぶつけまくりで、思わず痛っ!と声が出てしまうような迫力が見せ場だな。

 

新世代のアクションとして十分見る価値があると思うけど、身体を張ったバトル以外のトホホ感はハンパない。

 

ガンアクションなんてひどい。

 

ぜんぜん標的いないところに銃ぶっ放して、なぜか敵がばたばた倒れていくみたいな・・・

 

口があんぐりしてしまうぞ。

 

ストーリーも、これ30年ぐらい前の脚本か?と思ってしまった。

 

 

  鑑賞データ:DVD