ゆる~いゾンビ映画はいかがですか?

 

 

これはまたゆるいゾンビ映画だ。

 

ロンドンに暮らす兄弟アンディ(ハリー・トリッダウェイ)とテリー(ラスムス・ハーディカー)は大好きなじいちゃんが入居する老人ホームが閉鎖されるというニュースを聞く。

老人ホームを救うため、従妹のケイティ(ミシェル・ライアン)と仲間たちを加え、銀行強盗をする。

しかし、いつの間にか街はゾンビで溢れかえっていた。

じいちゃんを救うため老人ホームに向かうアンディたちの救出劇が始まる。

 

 

これ、ナイスな映画です。

 

舞台が老人ホームというのがかなり笑える。

ゾンビに襲われる中、早く逃げろという掛け声の中、歩行器でよたよた逃げる姿はなぜかスリリングだ。

追い替えてくるゾンビと逃げる老人の速度がほぼ同じというのが笑える。

 

イギリス産のゾンビ映画って『28日後・・・』みたいに強烈なものもあるけど、『ショーン・オブ・ザ・デッド』みたいなコメディもんもある。


赤い2階建てのバスで逃走なんて、絵的にいかにもイギリスらしい。

 

そして、なぜかラストはスカッとする。

 

これは、名作『ショーン・オブ・ザ・デッド』の上を行く名作といってもいいんじゃないか?

 

基本コメディなんで怖さなんか皆無だけど、ゆるゆる観るののちょうどいい。

 

 

 

  鑑賞データ:DVD