これは子供たちの思考に悪影響間違いなしのトラウマ映画だ。


話題のディズニーアニメの新作インサイド・ヘッド』、劇場鑑賞を見逃したんだけど、やたらと評判よかったんでとりあえずBD買った。
だけど、そのまま埋もれてしまっててやっと観た。
これは観る人によって感じ方が大きく違っちゃう映画だな。

 

俺のような大人が観た場合・・・、
俺は人間の感情の表現方法にほんと感心した。
ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、5つの感情を司る妖精(?)が頭の中に住んでいて、感情や思い出を変な装置でコントロールしている。

こういう発想をして具現化できるひとの感性ってホントにすげぇ。
俺みたいな超凡人には決してできない発想だ。
しかし、これを子供たちが観たらどうとらえるんだろう?
もし、俺が子供の頃にこれを観たら、自分の感情はこうやって形成されてると信じ切ってただろうな。

そういうわけで、ある程度理解力のある大人向けの映画で、けっして子供に観せるような映画ではないように思う。
というのを前提として、大人が観た場合、感情の表現や思い出の描写はやっぱりすばらしい。
ストーリーの展開はかなりイライラするところもあるけど、感情を司るキャラクターに分けた以上、どうしても損な役回りのキャラクターができてしまうのは仕方がないな。

いい映画、確かにそう思うし、アナ雪よりいいと言う評もあるようだけど、俺は何回も観ないかな。


  鑑賞データ:BD


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