どうせ殺られるならスカ子がいい。


スカ子の大ファンのおいらは避けて通ることができない映画なのだ。
ここ数年、ちょっとしたブームの能力覚醒ものですね。
『X-MEN』とかSPEC』とかな。

悪い男友達に関わってしまって、マフィアの麻薬取引に巻き込まれたルーシー(スカーレット・ヨハンソン)。
腹部に麻薬の入った袋を埋め込まれ、運び屋として利用されようとするが、袋が破れてしまい、麻薬が体内にあふれ出し、脳に異変が出始める。
通常、人間は脳の10%しか使っていないが、彼女の脳はものすごいスピードで覚醒し始める。
マフィアの追跡をかわし脳科学者のノーマン(モーガン・フリーマン)とコンタクトをとったルーシーだが、彼女の脳の覚醒は彼女自身のコントロールをはるかに超えるほどすすんでいた。

『アベンジャーズ』シリーズ以降、アクション女優の代表格となったスカ子、彼女の作品はけっこう観てるが、『ゴースト・ワールド』『ロスト・イン・トランスレーション』あたりが好きな作品だ。
でも、これはよかった。
モーフリに加え、マフィアのボスにチェ・ミンシク、大好きな俳優のオンパレードにリュック・ベッソンらしいガールズ・ヒロインにカーアクション。

 


大好物要素がそろってる。
強い女の子が活躍する話は大好きだ。
しかも能力の覚醒ってのがかっこいい。
覚醒するきっかけがドラッグの作用ってのがちょっと危ない設定だけど、脳の10%どころか1%ぐらいしか使っていないおいらにはあこがれともいえる内容なのだ。

あいかわらず、スカ子はいい。
ちょっとふてくされたような表情がすごくいい。
彼女に殺られるなら、喜んで殺られよう。

  鑑賞データ:劇場

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