行ってきましたぞ、関西万博グランドフィナーレ。
実はおれ、万博の通期券買って平日仕事終わりに1、2時間行くというのを繰り返してたんだけど、なぜかかなり前に1日券を別に買って最終日を予約してたんだよ。
特に深く考えてたわけじゃないんだけど、冷静に考えりゃ通期券持ってるのに別に1日券買うってバカとしか言いようがないよな。
結果的に最終日を事前に抑えてたのは好判断だったわけなんだけど、大きな問題がひとつ。
当日万博に行くバスが予約できんかった。
電車は始発から超満員ってニュースでやってたし、満員電車乗れないおれはウーバーでタクシー予約して自宅から万博までタクシー乗って行くハメになった。
朝から大出費…
この日の成果は次の通り。
●世界のミャクミャク展
各パビリオンのカラフルなミャクミャクや、著名人の作品、世界各地でのミャクミャクのジャーニーフォト。
先日、大阪駅でイベント展示してたみたいなんだけど情報不足で行けなかったんで見れてよかった。
30分ぐらい並んで待ったら見れたんだけど、見学は時間制で約15分ぐらい…
じっくり見ることができなくて残念だった…
●韓国館(予約)
韓国館は3つのテーマの体験型の展示館だった。
・音と光を集めて一つにつながる、テクノロジーやエンターテインメントの表現だろう。
・荒廃した都市からの再生、いわゆるサステナブルだな。
・2040年の未来、女子高生と祖父の時代を超えた愛のぬくもりの物語り。
●大屋根リング一周
何度かチャレンジしてはリタイアした大屋根リング一周ウォーキング計画。
ラストデーだからどんなことがあってもやるしかない。
というわけで歩いてきたよ、ついに一周歩いてきたよ。
めっちゃしんどかった、一周約2.2km。
しんどかったけど気候がよかったんで気持ちよかったよ。
でも今日は足パンパンなのだ。
●コモンズB(飛び込み)
相変わらず初めて聞く名前の国もある。
胸が痛かったのはツバル。
地球温暖化により2050年には国土のほとんどが水没して国が消滅するらしい。
そのツバルに対して、多くの人ががんばれ!というメッセージを書き込んでいた。
しかしおれは言いようのない違和感を感じた。
地球温暖化の原因を作ってるのはツバルの人たちではなくておれたちなわけだ。
ツバルの人たちへのがんばれ!というメッセージは違うんじゃないか?と感じたのはおれがひねくれてるからか?
とにかく知らない国に触れることができたのは貴重な体験だった。
・中央アフリカ
・チャド
・コードジボワール
・ジブチ
・ドミニカ共和国
・エチオビア
・ミクロネシア
・フィジー
・ガンビア
・ガイアナ
・ハイチ
・モーリタニア
・ナウル
・パラグアイ
・セントビンセント
・シオラレオネ
・ソマリア
・東ティモール
・ツバル
・タンザニア
・ザンビア
・ジンバブエ
●ベルギー館(飛び込み)
多くの国は再生エネルギーやクリーンエネルギーといったようなサステナブルなエネルギー問題を扱っていたが、ベルギーでは医療を前面に押し出した展覧だった。
ベルギーに医療というイメージがあんまりなかったんだけど、そういえばヤンセンとかジョンソン・エンド・ジョンソンとかベルギーだったよな。
●パレード見学
参加国の国旗やダンスのパレード、完全に情報不足で場所取りできず、遠くから音だけ聞いていた。
●花火見学
さすが最終日、ド派手な花火を見ることができた。
すごくきれいで大迫力だった。
●ドローンショー見学
実はドローンショーを最初から最後まで見たのは初めて。
オーラスなんでどうしても見ておきたかった。
最後には巨大ミャクミャクが現れてすごくうれしかったけど、ミャクミャクがバイバイと言いながら消える瞬間は涙が出そうになった。
184日間の万博も終わってしまった。
もっと気合を入れて何度も行けばよかった。
はじめは閑散としていて、ネガティブで批判的なニュースばかりだった。
でも本当にいい万博だったと思う。
確かに問題もあったかもしれんが万博が完走できたのは吉村さんのおかげだと心から思う。
本当にありがとう。
最後に、「失われた30年」という言葉がよくつかわれている日本だが、その意味がよく分かった。
おれ、日本のテクノロジーって一段上だと思ってたんだけど、思いのほか途上国のテクノロジーが高くてびっくりした。
日本が停滞していたんだろうか、いったい日本は何をしていたんだろう?(おれも)
そういう気付きができた万博は本当に貴重な体験だった。