おれは仕事で日常的にいろんなデータを扱っている。

データを扱うとき、重複データをいかに扱うかがデータ操作のキモとなる。

どのタイミングで重複データを除くか、データを検索するとき、どう並べて検索するかなど。

データを並べ替えるタイミングにより検索結果は変わるし、検索速度も大きく変わってくる。

そもそも極力重複しないような設計ができていればいいだけなんだけど、案外何も考えずにデータを並べただけというへっぽこデータがまん延してる…

 

データを扱う現場では、重複データの扱いについて激論が交わされることが多々ある。

激論をするうち、最近ちょっとた別問題が発生した。

みなさんは“重複”を何と読む?

おれ、「ちょうふく」、学校でもそう習った。

しかし最近の読みは「じゅうふく」、学校でもそう習ってるらしい。

今まではそんなに気にならなかったけど、最近はあきらかに「じゅうふく」と読む人のほうが多い。

それどころか、「ちょうふく世代」、「じゅうふく世代」というよくわからない分類をされるようになった。

もちろんおれは「ちょうふく世代」。

しかも「ちょうふく世代」は圧倒的に少なく、年寄りの象徴のようだ。

おれは「ちょうふく」と習ってきたし、いまでも自然に「ちょうふく」と読む。

言葉は時代とともに変わるものだし、間違いでないならどちらでもいいと思う。

ところが、若い子たちの前で「ちょうふく」というと、「あの人、漢字も読めない!」みたいな目で見られる。

腹立つ!

 

うーん、テンション上がって来んな。

上がらないというよりダダ下がり…

なんだか常に胃がムカムカするし、やる気も出ないんだよな。

ここんとこ毎日寒いってのもあるんだろうな、おれ、寒さにめっちゃ弱いし…

先日、がん手術後の定期健診でCT撮ってきた。

CTは手術したがんセンターじゃなくてここ、前に一度来たことがある。

タクシーで4,000円ほど、がんセンターに行くのと大体同じぐらいの金額だ。

電車だったら500円ぐらいで行けるのになぁ…

ほんで、今日はがんセンターに行ってCTの所見と術後1年半の検診。

いつものように検診前は採血。

おれ、最近調子がよくないんでいろんな病院にかかりまくって、ここ2週間で4回採血してるんだよ。

いいんか?そんなに血を抜き取っても。

ま、おれ、血ドバドバ出るし、きっと余ってるんだろうと思うんだけどあんまり気持ちのいいもんじゃないな。

CT画像、腫瘍マーカー的には問題なしとのことで一安心ってとこなんだけど、胃のムカつきが気になるな…

おれ、今まで食べ過ぎ以外で胃の調子が悪いなんて経験なかったからなぁ。

 

今日は、病院午前中に終わるのわかってたからアトラス君に会いに行ってきた。

万博・イタリア館に展示してあったアトラスが見れるってことでチケットは一瞬で完売だったらしい。

おれ、チケット発売してすぐになに買ったんだよ。

今日の病院1年前に決まってたし、昼から行けるだろうとふんでたんだよ。

それが超プラチナチケットとは。

というわけで、昼からは天王寺へ。

 

 

 

美術館の前からは通天閣がよく見えるんだよ。

そういえばもう30年ぐらい上ってないな、通天閣。

久しぶりにビリケンさん見たいな。

今度行ってみよ。

 

美術館ってあんまり行ったことがないんだけどな、万博で見たアトラス君にめっちゃ感動したからもう一回見れて最高に幸せだ。

ま、美術館に行く層とおれは明らかに違うんだけどな。

おー、会いたかったぜアトラス君。

おれに必要なのはこんな力強さだ。

この漲るパワーが欲しいんだよ。

 

後ろから撮るなっちゅうねん!とか言ってる?

 

止めなさい!

 

おふざけはともかく、力強さはもとより、石の彫刻で布を表現するってすごくない?

こんなやつ…、おれ、ポイントずれてる?

 

他の展示部物もよかったんだけど、アトラス君が最大の目玉だったな。

「正義の旗」

 

「ダ・ヴィンチの手稿」

 

 

ショップでの戦利品は栞とキーホルダー。

 

ブラックフライデーという名の散財ウィーク、おれのようなチョロいカモは何も考えずにポチリまくるからな。

お得かも…、そう、その"かも"が重要なのだ。

得した気分になればそれで幸せなんだから。

 

とりあえずセールで買ったやつを記録しておこう。

まず、ファブリーズ。

超BIGで書いてるやつ、1240ml×5つ、6,980円。

朝起きたらベッドにプシュっとするんだけど、これだけあったらいったいどのくらい持つんだ?

というより、おれ、めっちゃ臭い人みたいやな。

 

モバイルモニター、22,400円。

これ、めっちゃ欲しかったやつ。

 

 

 

これでノートPCが2画面使える、表示エリアが広がるのはすごくありがたい。

しかもタッチ機能付き、これが2万円そこそこで買えるとは…

とにかく今回の買い物で一番うれしかったガジェットだ。

 

レトルトカレー、10個、2,129円。

冷蔵庫に入んないから常温保存のやつ。

きっと無くならないだろうけど、いつか食べるだろう。

 

 

カレーもう一つ、無限ループカレー×2、850円。

無限ループとは大げさな、ただ最初は甘くてだんだん辛くなるカレーとのことで定期的に無性に食べたくなる大阪特有のカレーっぽい、楽しみじゃ。

 

ビスコ、発酵バター20個901円、いちご20個1,021円、メープル20個1,021円。

 

何ともアホな買い物してしまった、こんなん絶対に無くならない…

会社に持って行ってみんなで食べてもらおう。

 

ブラックサンダー、普通のブラックサンダー、キャラメルバター、いちご、ミルクの計40個1,862円。

 

チョコ関係は義務としてとりあえず買っとかなきゃならんのだけど、実は去年のブラックフライデーで買ったスニッカーズがまだ冷蔵庫に残ってる…

これも1年かけて食べることになりそうだ。

 

実は他にもたくさんポチッたんだけどまだ届いていない。

うーん、全体的にムダなもん買ってるな。

今後はもう少し吟味してポチるようにしよう。

 

番外編、Switch2用に買ったSDカード。

別にブラックフライデーでセールになってたわけじゃないんだけど、ついでに買っちゃった。

 

 

ブラックフライデーの時期、運送屋さんは大変だと思う。

いつも届けてくれる運送屋さん、どうもありがとう。

土日とかで直接受け取れるときはペットボトルのお茶とちょっとしたお菓子をあげるようにしてる、ささやかな感謝のしるしだ。

きっとおれは他人より配送が多いと思う。

運送屋でブラックリストに載ってるかもしれん。

これからも配送増えると思うけど、よろしくお願いします。

 

 

まさかまさかの配信スルー

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

 

ローランド・エメリッヒ監督作にして配信スルー。

信じられる?

破壊王エメリッヒの映画なんて映画館のスクリーンで観なきゃダメだろ。

ディザスタームービーといえばエメリッヒなんだから。

本当だったら映画館のスクリーンで観たかったところだけど、まさかの配信オンリー、おれ、これをリビングの大画面テレビではなくお風呂に持ち込んだタブレットで観た。

うーん、やっぱりちっこい画面で観ると微妙な感じだな。

気候変動による天変地異だったり、宇宙からの襲撃であったりいろいろと切り口は違うんだけど、実はやってることはいっしょ。

 

この映画は、月が突然自転の軌道から外れ、どんどん地球に近づいてくる。

地球に近づくにつれ引力がとんでもないことになり、地球の至る所で大惨事が発生、やがて地球と月が衝突し、地球は消滅の危機に…

 

 

実は月は宇宙人による建造物だったというトンデモ設定、いきなりチープなB級作品になった気がする。

もう思いっきりバカ映画。

バカなおれにはちょうどいいかもしれんが、エメリッヒさんの作品とすれば、ストーリーも説得力ももうひと頑張りしてほしいところだな。

 

 

 

 

 

 

  鑑賞メモ:Amazonプライム

 

 

お互いを必要としているのはパートナー?AI?

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

初めてシアーシャ・ローナン観たのは『つぐない』だっけな。

その後、順番は覚えてないけど『ラブリーボーン』『ハンナ』

『ビザンチウム』『レディ・バード』とかいろいろと観た。

よく透明感のある役者さんという言い方をするけど、彼女を見て初めてその意味が分かったんだよな。

透明感ってこういうことか!

マジで透き通って体の向こう側が見えるんじゃないか?と思った。

とにかくおれの中では他の役者さんとは一線を画してる人なのだ。

もちろんファン、彼女が出演んしてるSF映画ということで興味シンシン。

 

 

観てみた。

難しい映画だった。

おれ、理解力が乏しいんで2回観てやっと理解できた。

 

舞台は2065年、環境汚染によって地球に住むことが限界に来ていた。

田舎で農業を営む夫婦ヘン(シアーシャ・ローナン)、ジュニア(ポール・メスカル)、夫婦関係は冷めきっていたが5世代にわたり農業を営むジュニアは稼業を継続することを願うが、妻ヘンは今の生活から離れたいと思っていた。

 

 

ある日、政府役人のテランス(アーロン・ピエール)が訪ねてきて、ジュニアが宇宙ステーションへの人類移住プログラムのサンプルとして招待されたと伝える。

それは、2年間に渡り宇宙ステーションで生活する実験をし、その間妻ヘンの元にはジュニアの容姿そっくりでジュニアの思考や記憶を埋め込んだAIがあてがわれ、ともに生活をするという。

しかしジュニアは旅立ちの直前で宇宙ステーションに行くことを拒否し、地球に残りヘンとの関係も修復しようとする…

 

おれが生きているうちが大丈夫だろうが、近い将来、人類が地球に住めなくなることは間違いないと思う。

じゃあどこに住むかというと、よく言われるのが火星だが、別の惑星となるといくらテクノロジーが進化しても現実的じゃない。

そうなると宇宙ステーションという案のほうが現実的で、その実証実験をするというのも考えられなくもない。

まあ今の科学技術だとちょっと厳しいだろうが、AIが誰かの代わりとして生活するというのは十分にあり得ると思うんだよ。

AIが誰かの代役ってものすごく抵抗があるかと思うんだけど、最初のテクノロジーは誰でもそんなもんだ。

おれはスマホや電子決済にすごく抵抗があったけど、今じゃなくてはならないものだ。

 

ジュニアが地球を離れる2年間はAIが妻ヘンと生活することに激しく拒絶感を感じることはものすごく理解できる。

ここから先はネタバレになるが、淡々と語られる前半から一転、衝撃的な事実がわかる。

宇宙ステーション行きを拒否したジュニアは地球に残りヘンと生活を続けるが、実はジュニアは過去に宇宙ステーションに旅立っており、地球に残ったジュニアこそがAIだったのだ。

本物のジュニアの帰還とともにAIジュニアは回収となるが、

AIジュニアを愛し始めていたヘンは本物のジュニアを受け入れられず家を出る。

そして本物ジュニアにはAIヘンが当てがわれる…

 

これを「人間扱いされずに最後には回収されてしまうAIジュニアはかわいそう」と取るか、「2年ぶりに宇宙ステーションから地球に戻ったのに、妻ヘンは代役AIを愛していてかわいそう」と取るかによって感じ方が大きく変わる。

かわいそうなのはAIか人間か、いずれにせよ相当やり切れなくて胸くそ悪い。

夫婦間だけではなくすべての人間関係には微妙な力関係があって、どちらかが少なからず我慢をしているわけだ。

それがAIとなると相手が嫌がることはしなくなるわけで、とても心地よい存在になることは明白だ。

まあ、宇宙ステーションでの生活の実証実験ってのはわかるけど、なんでその間に代役を立てるのかはめっちゃ不自然だ。

ヘンがAIを愛してしまうのは必然のような気がするので政府の本当の目的は地球からの移住実験ではなく、人間とAIの生活だったんだろうか…

考えすぎか。

 

この映画を観た理由の大部分はシアーシャ・ローナン出演なんだけど、さすがにかつて感じたような透明感は無くなっていたがやっぱり好きだわ。

 

 

  鑑賞メモ:Amazonプライム

 

 

 

今日はお昼前からちょっと所用があって梅田へ。

梅田は相変わらず人多いな、人酔いしそうだったわ。

所用を片付けて、ヨドバシにちょっと寄ったらスイッチ2売ってたんでおっさんだけどキッズの行列に並んでおれっちも購入、ザ・衝動買い。

もちろん5万を超える現金なんて財布に入っているわけないけど、大人にはカードという便利なアイテムがある。

カード様、おれの財布に入っててくれていつもありがとう。

これで今年の年末年始はゲーム三昧だ。

おれが助けにいってやるから安心して待ってなよ、ピーチ姫。

 

スイッチ2ゲット出来てうれしかったんで、まだ14時だったけど祝杯だ。

宮崎郷土料理の店でゆずジントニック

 

お通しはもろきゅう

正直、もろみは苦手。

だからもろみを残してリアルきゅうりオンリーで頂いた。

もろみ&きゅうりならぬ、もろにきゅうり。

これでももろきゅうだからOKだな。

 

地鶏のもも焼き

宮崎名物のもも焼きってめっちゃ好きなんだよ。

かなり大きめの鶏肉ですごく食べ応えがあった。

 

まだお昼なんでこれで帰るつもりだったんだけど、お店のお姉さんがやたらと飲み物のお代わり注文を取りに来るんでついもう一杯。

ボンタンアメのお酒

 

さすが宮崎、ボンタンアメときたか。

さすがにこういうのは初めて飲んだな。

スイッチ2うれしくって、つい勢いで注文したけどこれかなりうまかったわ。

 

昼間っから飲んだらいかんな。

家帰ったらひと眠りして、侍ジャパンの強化試合・日本×韓国戦ぎゃーぎゃー言いながら観て一日が終わった。

さっき思い出した!

今日梅田に出たもう一つの目的は買い物があったんだけどな。

スイッチ2買った嬉しさで本来の予定ぶっ飛んで一杯飲んで帰って来ちゃったよ。

おれのバカ!

明日もう一回出かけなきゃ。

 

年貢…

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

おれ、めちゃくちゃ単純だからこういうのめっちゃおもしろかったんだよ。

ザック・スナイダーがやりたかったことが全部詰まってる、というよりこういうこと考えるのザックだけじゃないんだよな。

たぶん世界中の映画人みんな同じこと考えてるんだと思うぞ。

 

みんな大好き『スターウォーズ』、そうだ、宇宙を舞台に『七人の侍』つくろう!

はい、ストーリー紹介終わり。

わかるだろ?どんな話か。

『七人の侍』をそのまま舞台を宇宙に置き換えたやつだ。

一応、軽くストーリー書いとくと、

巨大な軍事力を持つ帝国マザー・ワールドが支配する銀河、過去を捨てた女性コラ(ソフィア・ブテラ)は宇宙の辺境の小さな惑星の村で密かに暮らしていた。

しかしある日、突如帝国が村を襲撃、コラは村人を守るために宇宙に旅立ち、様々な惑星を回りともに帝国と戦ってくれる兵士を集めていく。

 

 

 

 

 

 

コラの元に集結した銀河の反乱者たちは村人たちとともに無尽蔵な軍事力を誇る帝国と対峙する。

 

な、まんま『七人の侍』だろ。

もともとそれぞれの作品はのけぞるぐらい面白いんで、こういうのが面白くないわけないんだよ、

しかし『SW』『七人の侍』を題材にすると、かならずつまらんと否定的な輩が出てくる。

『七人の侍』みたいに仲間を集めるやつはどうしてもそれぞれのエピソードぶっ込む必要あるし、必然的にキャラクターの紹介パートみたいな部分が大部分を占めてしまう。

この映画、パート1、パート2の2部作で時間はゆったりとってあるけど、それでも本格的に物語りを展開しようとすると3部~5部ぐらい必要だろうな。

 

この映画の評価も肯定派と否定派にきれいに分かれてるみたいだけど、おれは文句なしの肯定派。

ストーリーはひねりの効いたトリッキーな展開は一切ない

実際、続きを作ってほしいと思うぐらいかっこよかったんだよな。

やはりザックの映像表現って好きだわ。

こういう世界観が好きな人には絶対刺さると思うんだけどなぁ。

 

ただひとつ、思いっきりずっこけたことがある。

それはマザー・ワールドが辺境の惑星にやってきた理由。

それは穀物の取り立て…、マジか?

巨大戦艦で銀河をブイブイ言わしてるやつらが穀物の取り立てって…、絶対ギャグだよな。

 

 

  鑑賞メモ:NETFLIX

 

はじめに言っておこう、チョコには罪はない。

悪いのはおれだ、もっと言うとたくさん送られてくるメールのセール情報が悪いんだ。

リンツからしつこいぐらいメールが来るんだよ、50%OFFにしたるからチョコ買え!って。

他にスルメ買えとか、ギョーザ買えとか…

おれ、こういうメールが来ると得かもって思ってついポチッちゃうんだよな。

で、届いた。

リンツのチョコが箱で。

 

こんなに注文したっけな…

冷蔵庫に入んないんだけど。

おれ、自分では慎重なほうだと思ってるんだけど、冷蔵庫を見たらとてもそうは思えない。

 

いずれにせよ、チョコには何ら罪はない。

冷蔵庫に入らない分は食べちゃえばいいんだ、20粒ぐらい軽く食べれるだろう、と思ったけど5粒食べたら気持ち悪くなった。

吐きそう…オエー

しばらくチョコいらないネガティブ

 

タイトルに偽りあり

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

雑誌で特集されてたSF映画をちょびちょび観てる

こんな感じで観たやつを蛍光ペンで消し込んでいってるんだけど、スタンプ帳とかオリエンテーリングみたいでちょっと楽しい。

 

映画を楽しむというより消し込んでいくのに重きを置いているようでちょっと本末転倒のような気がする。

 

基本、SF映画は好きなジャンルなんだけど、ハマるやつとハマらないやつのギャップが大きいジャンルでもある。

誰かの空想を軸に展開するSFは、なるほどなぁ、ホンマに起りそうやなぁ…、と思うこととそんなんありえへんやろ!、と思うことの二つに分かれる。

そしてこれは後者の方、絶対ありえへんなってやつ。

だけどそれなりに面白かったんだよな。

他の人の口コミとか見たら否定的な意見が多いんだけど、おれはありえへんっていうのを除くとなかなかハラハラした。

おれを楽しませるのはちょろいってことだ。

 

宇宙船の女性船長マリーナ(トニ・コレット)、女性医学者ゾーイ(アナ・ケンドリック)、男性生物学者デヴィッド(ダニエル・デイ・キム)の3人は宇宙船に乗り火星へ。

燃料の関係で途中で引き返すことはできず、次に地球に戻るのは2年後だった。

宇宙船が打ち上げられ地球を離れてしばらくたったころ、マリーナはパネルの後ろで気を失っていた黒人男性マイケル(シャミア・アンダーソン)を発見する。

彼は宇宙船で離陸準備をしていたエンジニアで、作業中に昏倒したまま放置され打ち上げられてしまったのだ。

発見当時、マイケルは激しく錯乱していたが落ち着きを取り戻すととても好人物だった。

宇宙船の3人のクルーはマイケルを4人目のクルーとして迎え、ともに2年間の宇宙の任務に就くこととなる。

ところが機器のトラブルが発生し、4人分の酸素がまかなえないことが判明する。

マイケルを安楽死させるという案に対し、ゾーイは猛反発する。

しかし、さらなるトラブルが重なり、もはや一人をどうにかするという事態ではなくなっていくのであった。

 

うーん、パネルの裏で気を失ったまま宇宙船打ち上げて宇宙で気がつくって…、これをストーリーの発端にしようっていう考えがわからん。

そんなん絶対ありえないだろ、というのは置いといて、

実はけっこうおもしろかったんだよ。

4人の出演陣が総じて善人で、善人であるが故の苦悩がとても苦しかった。

善人ばかりの映画って口当たりはいいけど、時にとても苦しい。

マイケルの安楽死を提案するのって勇気とかいう言葉で片付くことじゃないんだよな。

それに酸素がなくなるかもというドキドキ感もたまらん。

いくらなんでも2年の任務をたった3人で、しかも3人分の酸素しかないってのはあり得ないだろうが、もし自分がその立場だったら誰かを犠牲にして数人を救う?全員で死ぬ?

そんな選択自分にできる?

ゾーイが言う、リミットがまだ先ならギリギリまで結論は先送りにしようという言葉には物事を決められないおれは激しく同意したね。

 

最後に、密航者っていうタイトルからマイケルは何か目的があって宇宙船に乗ってたんでは?という考えがずっと頭の中にぐるぐるしていた。

だってめっちゃ思わせぶりなタイトルじゃん。

観る人をミスリードさせるようなあざといタイトル、このタイトルつけたやつ死刑にするべきだ。

 

 

 

  鑑賞メモ:NETFLIX

 

 

 

 

全国的にクマによる被害がしゃれにならんことになってる。

テレビのニュースで1日1回は必ず目にするクマ関係のニュース。

都会にいるから安心なんて思ってたら都会でも多数出没してたくさんの犠牲者が出ている。

ニュースで流れてる監視カメラの映像で街中でクマが歩いてたり、実際に襲われてる人の様子を見るとマジで怖い。

クマってだいたい体長170cmぐらい、おれより少し小さいぐらいだけど、やせ形のおれが見るとかなりでっかく見ええるだろうな。

加えて早く動けないおれはクマに出会ったらどうすることもできない。

田舎には絶対に行かないようにする。

 

もはや見過ごすことができず自衛隊にも協力要請するという。

これは難しい問題だな。

少し前なら駆除するという考えはどうかなと思ってたんだけど、実際に襲われ人がいたり食い殺された人が多数出ているとなると話は別だ。

もはやかわいそうだからということでは片づけられない。

無駄に殺生するのはどうかとも思うんだけど、無残に殺されたりした人の家族の気持ちを考えるととてもそんなことは言ってられない気がする。

それでもかたくなにクマの捕獲や駆除反対っていう人たちもいるわけだ。

もちろん正論だと思うけど、正論だけだとどうしようもないのは事実だ。

これはそれぞれの考え方だから否定はしないけど、それならお前が責任もって飼えよと言いたい。

 

連日テレビで流れるクマのニュースはちょっと複雑な気持ちになる。

先日、マンションの下にこんな貼り紙が貼ってた。

 

 

アライグマだと?

隣のマンションに出ただって?

おれ、アライグマってラスカルのイメージしかないんでかわいいじゃんって思ってたんだけど実はめっちゃ狂暴らしい。

川の至る所にヌートリアおるらしいし、外来種の虫もいっぱいおるらしい。

うーん、思った以上に生態系は崩れとるな。