私が子どもに伝えていることで、自分として大切に思っていることは、次の2つである。
・人が嫌がることはしないこと。
・食べ物を大切にすること。
この2つである。
一つめは、やっぱり嫌がっていることはしないというのは当たり前だし、この中にはたたいたり、かみついたりしないということも含んでいる。
二つめは、個人的に、出されたものは残さず食べるという性格で、なんか、昔、よく「大岡越前」とかを見ていて、食べるものがないとか、そういうのを見過ぎたせいか、飢えることへの恐怖と食べ物は大事なんだという意識が植えつけられてしまった。
あとは、人の話はちゃんと聞くっていうのはよく言うけど、危険なことやマナーは知らせるくらいで、極力、大人の都合でできないとか、大人の都合を押しつけたりしないようにしている。
こんな感じなので、けっこう他の保育士に比べると、ゆるい保育をしている。
以前は、それでぶつかったりもしているけれど、年をとったせいか、周りからあまり言われなくなって、今はとっても保育していて楽である。