今日(2024/7/7)は、七夕ですね。
今日は、去年の上半期締めの日のblogを再掲載させて頂きます。
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今日は、2023年の折返し地点ですね~。
6月30日は、上半期の締めとして
神社では半年間の穢れを浄める大祓いが執り行われます。
そんな今日という日に
愛と感謝をこめて
皆さんに贈ります。
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私にとって、今年の4月下旬から最近までの期間は、
わが人生における試練としては number3に入るであろう全身全霊をかけた日々でした。
そして
そこから得た数々の宝物は
人生で number1だったかも知れません。
今日の内容は、
そんな一連の怒涛のような出来事の中の
1つのエピソードであり、
2023/6/24に挙げた
「マザーアースの愛に抱かれて生きる」の続編に当たります。
こちらです。
以下、長文ではありますが
よろしければぜひ、お付き合いください。
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芥川龍之介の「杜子春」をご存知でしょうか。
私はこの作品を若い頃から何度か読んでいますが、その度に
葛藤とやるせない気持ちと共に
「杜子春は私だ。」と想ったものです。
私はどんなことであれ
情(なさけ)には勝てないから。
愛する人のためには
自分の身を捨てることも厭わない…というか
それしか私には選択肢が存在しない、と想っていました。
それについて
5月に入って、人生最大級のお試しがあったんですね。
私は、杜子春のように仙人に成ることを望んでいたので
俗世のしがらみを全て手放して
自身のために清水の舞台から飛び降りたい、と
常々想っていたので
…迷いました。
迷って迷って迷って…
なぜなら
情に添って生きることこそが
私らしい生き方ではないのか…と
微かに、しかし揺るぎなく
私の心の奥底に
柱が立っていたからです。
で、苦悩の末に
相方に相談したんですね~。
そしたら彼は、こんなふうに言ったんです。
こうでなければならない、
これしかない、と決めつけず
その肩の力をぬいてごらん。
いいじゃない、今回は試験に落ちたって。笑
また次も受けたらいいんだよ。
受かるまで、
何度でも受けたらいいじゃない。
杜子春でいいじゃない。
人間らしくて。笑
僕らは人間をやりたくて
この地球に生まれて来たんだ。
そんなに人生急がないで
ゆったり行けばいいんだよ。
僕は
君の本当の気持ち、
本心が望んでいることを
選ぶのがいいと想うなぁ。
それを聞いて
衝撃とともに、私の目から
この人生何枚目かのウロコが落ちました。笑
そっか、また私は
こうしなければ!!!って頑張ってたんだな。
絶対にこの道しかない!って決めつけてたんだ。
ずっと、修行僧的にサバイバルな生き方をしてきた私にとって
私自身を信頼し
宇宙の流れを信頼して生きること
surrender サレンダーして存在することは
まるで別世界の生き方で
またてっきりうっかり
完全に忘れていました。苦笑
今回のエピソードも
私がこのことに気づくために
自分で引き起こした、
逆手をとった試験だったんだ!!!という衝撃。。。
つまり
自分の魂の望みを、
外の事情に引っ張られて棚上げすることなく
最優先して選ぶことができるか?
という試験だと
私は思いこんで疑わなかったのだけれど
実は
成長したい!という大義を叶えるために
自分の自然な気持ちを抑えつけてでも遂行しようとする
強固なエゴ(信念体系)の命令(コントロール)から
自分を解き放って
素直で自然なそのままの私の気持ちを
選ぶことができるか?
という試験だった、ということです。
言い換えると
その望みが、実はエゴから派生したものだったと気づけるか?
というテストでもあったんですね。
きっと、相方に相談しなくも
結局のところ、情を断つことは私にはできないので
苦悩の苦悩の末(苦笑)
私はいつも通り
杜子春の道を選んだとは想いますが…
彼の助け舟がなければ
今回のような逆転の気づきは
得られなかっただろうと想います。
相方の柔らかで力の抜けた言魂に触れて
一気に
憑き物が落ちました。笑
自分で自分自身を
呪縛(信念体系)によって
がんじがらめに縛り上げてしまう長年の癖に
またまた気づかせてもらえたエピソードでした。
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今振り返って
しみじみと想うのは
試練や困難、苦悩と思われるどんなことも
全てが
経験する必要があると
自分自身が設定して来た
宝物であり
そんなにガムシャラに
こうあらねばーーっ!!と
頑張らなくても(我を張らなくても)
素直に宇宙の流れに乗ってゆけば
スムーズに超えてゆけるようになっているということです。
この経験は、何度も繰り返し繰り返し私を訪れ
一体何度目かな?と想うのですが
まだまだ長年の習慣で
エゴが「恐れ」から逃れようとして
どうしてもコントロールしたがり
その罠にハマっています。笑
けれど
繰り返し気づく、その度に
また深く その先へと
その意味、その真理を知ってゆけるのだと
感謝しています。
(人*´∀`)。*゚+