加藤氏「拉致被害者を北朝鮮に返すべきだった」発言 家族会・救う会が抗議声明
7月9日14時53分配信 産経新聞
自民党の加藤紘一元幹事長が拉致被害者5人について「国家と国家の約束だから北朝鮮に返すべきだった」と発言したことをめぐり、拉致被害者家族会(飯塚繁雄代表)と「救う会」(藤野義昭会長)は9日、「拉致被害者や家族の思いや不安をまったく理解しようとしない加藤氏に強い憤りを覚える」と抗議声明を出した。
加藤氏は7日夜のBS番組で、小泉純一郎首相(当時)が訪朝した平成14年秋、拉致被害者5人が帰国した際、政府が5人を北朝鮮に返さないことを決めたことを「当時官房副長官だった安倍晋三前首相を中心に(拉致被害者を)返すべきでないと決めたことが日朝間で拉致問題を打開できない理由だ。返していれば『じゃあまた来てください』と何度も何度も交流していたと思う。そこが外交感覚の差だ」などと発言。金正日総書記が拉致問題を認め、謝罪したことについても「天皇陛下みたいな人物だ」と述べた。
「家族会」と「救う会」の抗議声明では「5人が北朝鮮に戻されていれば『自分の意思で戻った』と言わされたあげく『拉致問題は解決済み』という北朝鮮の主張に利用されたであろうことは少しでも外交感覚のある人には明らかだ」と指摘。「不見識極まりない発言だ。加藤氏の精神構造を強く疑わざるを得ない」
「拉致被害者5人を北朝鮮に返すべきだった」ということは僕が当時考えていた事で、とても危険な考えだから同じように考える人は殆どいないだろうな、と思っていたが、まさか政治家の中でこのように考える政治家がいたとは驚いた。確かに又北朝鮮に送れば「二度と出さない」という可能性があるだろうが、拉致を認めて日本人全てにはっきり姿を認識させた後で2度と日本に返さないという事はあるだろうか?僕は「返さない」可能性より、加藤議員が言ってるように、日本が約束を守ったと言う事で、未だに解決していない横田さんや市川さんたちが北朝鮮に何度も行き来できて北朝鮮も今よりも拉致家族問題の解決に真剣に取り組んでくれる可能性の方が高いのではないか。
これは1つの賭けのなるが、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」じゃないが、思い切って約束どおり北朝鮮に戻ったほうがその後の関係が深く築かれたのではないだろうか?もはや今から考えても遅いが、あの時首相が加藤議員のような考えを持って実行に移していたら、今北朝鮮とはどんな関係になっていたのだろうか・・・