僕が高校生の時、忘れられない光景がある。ーある日の午後、体育館の近くの校庭で7人ぐらいの生徒
が、使ってはいけない用具を使って遊んでいた。そこに体育の先生が来て、『それは使ってはいけないか
ら遊ぶな!早く帰れ!』と注意したが、生徒達は先生がいなくなってからまたその用具で遊んでいた。す
ると、30分ぐらいして、さっき注意した体育の先生が来て、今度はその7人の生徒達に1人1人に何事
かを叫びながら殴り始めたのだ。げん骨で1人を殴るとまた1人また1人、とうとう7人全員をげん骨で
顔を殴ってしまった。しかし、殴られた生徒は殴られている間、誰一人抵抗したり逃げたりする者は無
く、はたから見ていた僕は、何か生徒達が殴られる順番を待っているかのように映った。そして殴られた
あと、誰1人文句をいう者も無く、その場から帰っていった。その光景をつぶさに見ていた僕は、意味の
ある体罰は効果があることを知った。
このところ生徒に媚(こび)を売る先生が出て来て、その先生自身の言動がいじめを作り出したり、学級崩
壊を引き起こしたりしている。意味に無い体罰や愛情の無い体罰は禁止しなければいけないが、学級崩壊
やいじめを無くす為に時として体罰も必要ではないだろうか?
皆さんはどう思いますか?
16 年の大規模調査では、友達感覚の優しい先生とのなれ合いの末に秩序が崩れる「なれ合い型」の学級
崩壊が都市部の小中学校を中心に急増していることが、都留文科大学の河村茂雄教授(心理学)の調査研
究で分かった。表面上は和やかな雰囲気の教室に崩壊の兆候が潜むだけに、教師の落胆も大きい。依頼を
受けた全国延べ約5万学級の全児童生徒を対象に心理テストを実施。河村教授は「反抗型はかつて中学校
で問題となった『 荒れる学校』 に近いパターン。これは問題を抱えた子供をしっかりマークして指導方
針を変えるなど処方筆が比較的打ち出しやすいが、なれ合い型の崩壊は学級のどこから崩れるかわかりに
くい問題がある」と指摘。河村教授によると、学級崩壊は平均で10校に1校の割合で起きており、16
年の大規模調査では、なれ合い型のケースが特に小学校で急増。首都圏の小学校で崩壊した学級の60~
70%がなれ合い型だったほか、地方でも、県庁所在地や人口密度が高い新興ベッドタウンなどの学校で
増えているという。教授によると、なれ合い型の学級崩壊は、こんなプロセスをたどる-。教師は友達口
調で子供に接し、子供に善悪を理解させず、曖昧(あいまい)な態度を取ることが多い。
【 なれ合い型の学級崩壊の兆候】
く崩壊初期)
@学級全体の取り組みが遅れ、やる気が低下する
@教師の気を引<悪ふざけが散見する
@ルール違反しても教師に個人的に許してほしいとねだる
@私語が増え、教師の話に口をはさむ
@( 2 、3 人が固まって )ヒソヒソ話が目立つ
@他の子供やグループのことを教師に言いつける
く崩壊中期)
@注意すると「私だけ怒られた」と反発する
@教師の指示が行き渡らなくなる
@係活動が半分以上なされない
@陰口が増え、授業中の私語、手紙の回し合いが目立つ
@子供同士のけんかが目立つ
く崩壊期)
@教師を無視し、勝手な行動で授業が成り立たない
@教師に反抗するときだけ団結する
@係活動を怠り、ゴミが散乱、いたずら書きが目立つ
@掲示物などが壊される
@給食は力の強い】 順番になり、勝手に食べる
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【 用語解説】 学級崩壊
一般に子供が授業中に教師の指示に従わず立ち歩いたり、教室を抜け出すなどの行為を繰り返すことで授
業が成立しない状況を指す。
(産経新聞)- 10 月13 日より抜粋