こんにちは
6か月でゼロからプロへ
人を育てるパン教室
学校長&五感パン職人
ジェニーです![]()
全国で寒波の影響が出ていますね。
京都も雪が降りました。
さて、さむーい季節にぴったりなパンといえば、
折り込み生地のクロワッサンやデニッシュです。
パン生地で、バターを包んで延ばし、
何度も折りたたんで層を重ね、
それを発酵させて焼く、折り込み生地のパン。
生地にイーストが入っていることで、
さくさくとしたお菓子のような部分と、
ふんわりとしたパンのような部分を併せ持つ
かなり手の込んだ製法のパンです。
バターにとってちょうどいい温度と、
イーストにとっても問題ない温度、
生地の伸展性(伸び広がる性質のこと)の為の休ませる時間、
などなど、
時に冷たく、
時に温かく、
冷た過ぎず、
熱過ぎず、
しっかり待って、
でも放置しすぎてもダメ、
そういう、ちょっと手間のかかる子です。
でもま、手間がかかる子ほど可愛いってのもありますよね。
私は折り込み作業、大好きです![]()
まるで、見渡す限りの雪原の様に、
滑らかな生地が、まっすぐに延びていくのは
とっても気持ちがいいんですよ~![]()
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クロワッサンが冬にぴったりというのは、
そんな雪景色を思わせる、生地の美しさ。。。ではなくて、
バターを折り込む時の室温が、寒い方がいいよねという理由です。
バターは30℃を超えると融けてしまいます![]()
生地を延ばす台は室温の影響を受けるので、
室温が30℃になる夏場に折り込み生地を伸ばすのは至難の業です。
かつて働いていたパン屋さんでは、
パイルームと呼ばれる、巨大な冷蔵庫みたいな部屋があって、
折り込み担当の人はその中で作業していました。
ずっとその中にいるとすごく寒いので、
担当の人は可哀想だな~って思ってたけど、
今思えば、製パンの環境としては恵まれた環境だったんだなと思います。
そんなこんなで、私は冬しか折り込み生地をやりません。
先週末はクロワッサンのレッスンでしたが、
皆さん、これまでやってきたパンとは全然違う
折込み作業には結構苦労されていました。
私は生徒さんが苦労されているのを観るのも好き。(どSか。)
簡単にできちゃうんじゃ、つまんないじゃないですか。
失敗もして、悔しかったり悲しかったりもして、
でも、そこから何かを学んだりして、
苦労して微妙な力加減やコツをつかんでこそ、
喜びが大きいし、自分への自信につながると思うんです。
難しい事を教えるのは、教えるのも結構大変です。
でも、生徒さんが出来るようになったとき、
教える方もすごく嬉しくて、達成感を感じます![]()
折込みクラスの次の募集は、また来年です。
我こそは!という方、来年の冬に一緒に苦労しましょう![]()
3月・4月は、米粉とスペルト小麦クラスです。
製法自体は簡単でシンプルなので、
健康の為に小麦を避けたい方の単発受講もおすすめです。
詳しくはまた、2月に入ってから別記事でご案内しますね
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2月から始めるます。
近日中に体験レッスンの告知をします。
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