こんにちは
美味しいと健康を
両方叶える
パン作りコーチ
ジェニーです。
国産小麦を使ったパン作りを教えています。
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昨日の続きです。
全粒粉は保存が難しいから、
少量で買って早めに使いきりましょう、という話でした。
今日は、残留農薬のおはなし。
日本の小麦の自給率は13%程度と低く、
(パン用小麦に至っては約1%)
殆どが輸入に頼っています。
輸入先は、アメリカ、カナダ、オーストラリアの3カ国でほぼ占められています。
輸入されている小麦は、
船での輸送中に虫が付いたりカビが生えたりするのを防ぐため、
薬剤を使用します。(ポストハーベスト農薬と言われます)
更に、広大な畑で生産される小麦の収穫効率を高める為、
プレハーベスト(収穫前)に使われる農薬があります。
収穫目前になった小麦を、わざと枯らせて、
一気に効率よく収穫し、乾燥の手間を省く為に使われます。
収穫直前に使用する農薬は当然残留しやすく、
それは「皮」を含む全粒粉により多く検出されています。
全粒粉は、エネルギー代謝に必要なビタミンBや
食物繊維を多く含む点ではヘルシーと言えますが、
残留農薬のリスクは白い小麦粉よりも高いと言えます。
選ぶ事が出来る場合は、全粒粉はオーガニックを選ぶ、
または、プレハーベストやポストハーベストの心配のない、
国産小麦を選ぶといいですね。
全粒粉と白い小麦粉、どっちがいいの問題は、
一筋縄ではいかないのです
今日は遅くなっちゃいました
またあした~
講座ではもうちょっと詳しくおはなしします。
パン作りを仕事にする以上、
グルテン問題から目を反らすわけにはいかないよね、
ということで、私なりに勉強した情報をお伝えする講座を作りました。
初開催となる3月は無料です。
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