こんにちは

 

パン作りを通して野生の力を取り戻す

 

五感パン職人

 

ジェニーです恐竜くん

 

先日の「3日間、山で暮らしたら鼻が良くなったお話」

 

 

にたくさんのいいねをありがとうございます。

 

今日は或るきっかけで不器用→器用になったお話をしたいと思います。

 

やっとパン作りと関係するところが出てきます。

 

ジェニーは子供の頃、自分の感じている感覚を認識して自覚するのが苦手でした。

 

「超鈍感少女だった頃のお話」

 

 



でも、超鈍感少女でも、それほど困ることはありませんでした。

運動や図工は苦手だったけど、勉強は得意だったんですグッド!

 

学校で、味覚や聴覚や嗅覚の鋭さを評価してもらえるチャンスってほぼないですよねキョロキョロ

 

ドッジボールで瞬殺で外野送りになってもぐすん

 

ゴムとびの輪に入れなくてもハートブレイク

 

テストの点さえ良ければみんなから一目置いてもらえるし、

 

マニュアル通りに動いて集団からはみ出さずにいれば、見とがめられることはありません目

 

中学校ぐらいまでは、体育だって、美術だって、音楽だって、暗記でテストをクリアすればそれなりの成績もとれます100点

 

そんなわけで、ジェニーは鈍感なまま、順調に大学まで進学しました卒業証書

 

そこで初めての一人暮らしをし、そして初めてのアルバイトを経験します。

 

田舎娘だったジェニーはおしゃれでかわいいパン屋さんに憧れて、パン屋さんでアルバイトを始めましたメロンパン

 

そこでは、職人さんたちが焼き上げたパンの仕上げをする仕事をすることになりましたアップ


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菓子パンに粉糖をかけたり乙女のトキメキ

 

溶かしたチョコレートを線がけしたり乙女のトキメキ

 

コルネにチョコレートを絞ったり乙女のトキメキ

 

デニッシュにクリームとフルーツでデコレーションしたり乙女のトキメキ

 

夢のあるお仕事でしょチョコがけハート

 

ところがジェニー、ここで超不器用が発覚しますガーン

 

自分ではちゃんとやっているつもりなんだけど。。。

 

粉糖はムラだらけあせる

 

チョコレートもボタボタ垂れてダマになりあせる

 

コルネには半分しかチョコクリームが入っていないのに、口からチョコが溢れだすあせる

 

クリームのラインはくねくねと蛇行し、フルーツの並び方も美しくないおーっ!あせるあせる

 

小さいサイズのパンを3つずつ袋に入れて封をする、という作業すら

 

「パンが美味しそうに見えるようにね」とやり直し左差し

 

美味しそうに見えるように・・・アセアセあせる

という抽象的な指示を理解するのが難しくて、袋詰するだけで時間がかかる。。。あせる

 

あまりにもジェニーが悪気なく不器用なので、

 

採用してくださったマネージャーさんが、「この子どうしよう・・・」と悩み出すのにそんなに時間はかかりませんでした。

 

このままだとバイトクビになっちゃう滝汗!?

 

そんな時に救世主となったのが、同じアルバイトの先輩のかよちゃん

 

背が高くてオシャレでかっこいいかよちゃんは、私と年も同じぐらい。

 

一緒に仕事に入ることが多くて、実質ジェニーの指導役でした。

 

これが冷めたら、ここを切って、こうやって並べて、クリームを絞って・・・

と教わるのだけれど、その「クリームを絞って」が上手くできないジェニーもやもや

 

でもある時、かよちゃん「もっとこういう風に手を動かしたらいいよ」的なアドバイスをしてくれたんですね。

 

果たして自分の手はそんな動きができるのか?


と自分の手を見つめながら、見せてもらった動きを再現しようと脳から手に命令を出してみました。

 

そうしたら、ちゃんと動いたんです流れ星

 

そして、かよちゃんと同じように美しいラインでクリームが絞れたんですショートケーキ

 

ふんわり風船ハート乙女のトキメキ革命乙女のトキメキふんわり風船ハート

 

自分の手を動かしているのは自分の脳であり

 

ちゃんと命令すればその通りに動かす事ができる

 

という事に気がついた瞬間でした。

 

それから、味をしめたジェニーは、うまくできないことは全部かよちゃん「これのコツは?」と聞くようにしました。

 

かよちゃんはとっても優しくて、ああしろ、こうしろ、と指示をするタイプではなかったけれど、聞けば自分では無意識にやっているであろう手の動きをゆっくり見せて、解説してくれました。

 

手を脳(意識)で動かすという回路が開通したジェニーは、それから急速に技術が上達アップアップアップ

 

クビを免れたばかりか、やがては新しい店舗に移動して新人教育を任されるぐらいの信用を得るようになっていったのでしたまじかるクラウン

 

今思えば、

 

緊張感のある朝のパン屋の厨房で、

 

あの人の機嫌が悪い時はこれをしてはいけないバツレッドとか

 

複雑な人間関係を読み取ってうまく立ち回る方法や、

お客様が来たら、今やっている仕事を放り出してでも駆けつけなくてはならない上差しとか、

 

同電話がかかって来たら作業を放り出してとらなくてはならない電話とか、

 

そういう社会人として大切な全てはかよちゃんに教わったんだなぁ。

 

そしてジェニーは本当に出来ない子だったなぁにやり

 

かよちゃん、ありがとうキラキラ

 

あなたのおかげで、今のジェニーがあります流れ星

そしてあれから20年以上がたった今、

 

ジェニーは誰かに・・・否、あなたにとっての、かよちゃんになりたい

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あなたのポテンシャルを引き上げて、

 

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