つい3ヵ月前。
不調が続き、一時は「W失冠」の大ピンチを迎えていた藤井聡太を見て、私はこんな記事を書きました。
……あれから、僅か3ヵ月。
記事は全くの杞憂に終わりました。
現在の藤井聡太六冠は、まさに「絶好調」。
その勢いは誰にも止められません。
昨日の棋聖戦第3局では、若手最優良株である服部慎一郎七段を寄せ付けず、見事3連勝で防衛を果たしました。
これで2026年度は9戦全勝。 前期からの通算では、現在14連勝中です!
一時は2位の棋士に2桁差まで迫られていたレーティングですが、気づけばその差は「167」にまで広がっています。
そして明後日、7月4日からは「王位戦7番勝負」が開幕します。
挑戦者は、現在レーティング2位の伊藤匠二冠。
この2位とのレーティング差「167」を確率に換算してみると、驚くべき数字になります。
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1局あたりの期待勝率:約 72.3%
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7番勝負での防衛確率:約 89.6%
2位を相手に、7番勝負で約9割の防衛確率。
これぞまさに「藤井一強」と言って良い数字ではないでしょうか。
一時的な不調期を乗り越え、完全に一皮剥けて「新しいステージ」に入ったという印象を受けます。
振り返れば、デビュー時に達成した「29連勝」の際は、タイトル保持者との対戦はなく、正直なところ相手に恵まれた部分もありました。
しかし、今回の14連勝のうち、実に12勝はタイトル戦でのもの。
当時とは連勝の「質」がまったく違います。
再び加速し、止まらない藤井聡太六冠。
いったいどこまで行ってしまうのか、これからもワクワクしながら見守りたいと思います。

