有意義な支出と無駄遣いの境界 | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
これから受験する方の参考になればとリアルな体験を余すところなく語ります。
今は、趣味の話や日常のつぶやきのほうが多いかも。
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どこまでは有意義は支出で、どこからが無駄遣いか?

 

例えば、旅行。

 

どこからが無駄遣い?

 

・そもそも行くこと自体が無駄遣い?

海外旅行に行く。

・グレードアップした良いホテルに泊まる。

・海の見える側の部屋にする。

・現地のオプショナルツアーに申し込む。

・現地の高級レストランでディナーをする。

・飛行機をビジネスクラスにする。

 

例えば、自家用車。

 

・そもそも車を持つこと自体が無駄遣い?

・中古車ではなく、新車を買う。

・軽自動車ではなく、普通車を購入する。

・カローラではなく、ベンツやレクサスを買う。

・オプションでインチアップアルミホイールやエアロパーツをつける。

 

例えば、結婚披露宴

 

・そもそも、やること自体が無駄遣い?

・高級ホテルでやる。

・食事や引き出物をグレードアップする。

・衣装やイベントに追加のお金をかける。

 


家や自動車のように長期間使用するものと旅行や披露宴など1回こっきりのものがありますが、

私は、すべて心の問題だと思っています。

贅沢しすぎた罪悪感・後悔が残れば、無駄遣い。

too much

どんなにお金を使ってしまっても満足感が残ればそれは人生を豊かにする有意義な支出。



私の場合は、基本的に「良いものを安く」というコスパ派で、

例えば、海の見える側の部屋が本来1泊10万円のものが5万円で宿泊できれば、

1泊3万円のシティビューに泊まるより良かったと思ってしまう単純な性格です。

 

「お得」に弱く、基本的にお得であれば、お金を使うこと自体に満足感と幸せを感じます。

もうひとつは、「思い出」として刻まれたかどうか。

 

振り返って、私の人生最大の無駄遣いは25年ほど前に購入した自家用車です。

 

新車購入3年後に、同じ車種、同じ色のマイナーチェンジした自動車に買替をしたというものです。

 

「車検費用がかかるし、下取り価格を考えると持出価格は100万円ちょっとで新車に乗り替えられるのでお得」

という営業マンの口車もあったのですが、

 

当時、プライベートでとても落ち込む出来事があり、それを紛らわす気持ちで買替えたものでした。

 

当然ながら、同じ車種、同じ色なので誰にも気づかれず、

自分たち自身も新車購入時の高揚感やウキウキ感が殆ど感じられず、

やってしまった感と後悔だけが残りました。

 

これはトラウマになっています。

 

今乗っている自動車は、自分の愛車史上、一番気に入っていて、

次の車もモデルチェンジ後の同じ車種、同じ色にしたいと思っているのですが、

 

果たして、購入の喜びを感じられるか、慎重になる自分がいます。

 

 

 

逆に、今となってはとても良かった有意義支出ベスト3は、

ファーストクラス、ロイヤルハワイアン、床暖房&お風呂です。

 

ファーストクラスは、会社の北米出張の帰国時のANA便ビジネスの航空券を自分のマイルを使用してアップグレードしたものです。

ファーストとビジネス、そこまで変わらないのでマイルが勿体ないとも思いましたが、一生で一度、

話のネタにも、自分へのご褒美にも、乗って良かったと思います。

 

正規購入すれば100万円近くしますので、お得&思い出、両面でとても満足感が髙かったということですね。

 

その数年後、JALで全く同じことをして2回目のファーストクラスを体験したのですが、

こちらは1回目のような感動はなく、マイルの無駄遣い感がありました。

 

0と1は大違いだが、1と2は大して変わらないという典型例だと思いました。

 

 

ロイヤルハワイアンは、子どもがいない時代に聖子と2人で行ったもの。

2人で何度もハワイに行きましたが、常宿は、立地だけ良いリーズナブルなビーチコマーでした。

そのときは、一生の思い出にと、

ハワイ島でイルカと遊ぶドルフィンクエスト→ロイヤルハワイアンの海の見える部屋3泊

と豪遊しました。

 

当時の自分たちの許容を超えるくらいの値段で清水から飛び降りる覚悟で予約しましたが、

忘れられない思い出となりました。

 

今でも寝室に写真を飾っています。満面の笑みの写真です。

 

憧れのピンクパレス、泊まって良かった。

 

こちらは、金銭面でお得では無かったですが、思い出に残ったという意味でとても有意義な支出でした。

 

 


 

床暖房は、マンションリノベーション時に、

 

さんざん迷った挙句、最後の最後で追加発注したもの。

 

 

 

 

値段交渉後の緊急追加工事でしたので、100万円近くかかり割高感はありましたが、

 

今となっては、我が家に欠かせない一番満足度の高い設備となりました。

 

それまで床暖房のない生活でしたが、これほど快適なのか、と感動しました。

 

今では、リフォーム相談されると、必ず、設置を勧めています。

 

あと、お風呂(ユニットバス)。

 

当初、プッシュ式シャワーに拘っていましたが、

 

 

リフォーム会社に期間限定のキャンペーンモデルを勧められました。

 

キャンペーンモデルは、デベが分譲マンション用に大量発注したもので仕様は決まっていて変更できないが、

 

グレードの高いモデルが激安でおススメとのふれこみでした。

 

プッシュ式ではない(それ以外は完璧)ため、かなり迷ったのですが、本当に激安(TOTO製:定価160万円が50万円)で

 

そちらにしましたが、これが大正解。

 

プッシュ式ではないですが、指だけでも操作でき、スタイリッシュで使いやすいです。

 

 

良いものを安く買えた典型例です。

 

これで数十万円浮いたわけで、今となっては、プッシュ型水栓モデルは無駄遣いになるところだったと思っています。

 

 

書いているうちにテーマとは逸れ、自分の思い出話になってしまいましたびっくり