【開頭手術】日本で多発するリング禍 | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
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10年以上発生していなかったリング禍(試合での深刻な事故)が、立て続けに発生し、

ボクシング関係者、ファンが騒然としています。

 

2023年末に行われた日本タイトルマッチで穴口選手が試合後意識不明となり、2カ月後に亡くなりました。

 

 

 

 

 

続いて、今年5月の世界タイトルマッチで元世界王者の重岡銀次郎選手が、試合後意識不明となり開頭手術を受けましたが、いまだ意識が戻っていません。

 

 

 

 

 

そんな中、先週末のボクシングイベントで試合後、2人の選手が意識不明の重体で開頭手術を受けるリング禍が発生しました。

 

1日に2人というのは前代未聞です。

 

過去のリング禍から、レフリーも安全重視で早目にストップするようになっていますが、観ていて危ないと思ったのは穴口選手の試合だけ(それも後から思えばですが)で、やはり、難しかったように思います。

 

総合格闘技と比べボクシングのほうが圧倒的にリング禍が多いらしいのですが、以下の理由と想像しています。

 

・ボクシングは頭部に攻撃が集中する(総合格闘技は、寝技や下半身へのキックなど頭部以外への攻撃も多い)

・ラウンド数が長い

・減量がより過酷(水抜き)

・採点で、守備より(ブロックされたとしても)攻撃が評価されやすい

・一発で決まらず我慢比べとなりやすい軽量級が多い(日本の話)

 

たしかに、12回というラウンド数は、総合格闘技と比べ圧倒的に長いわけですが、先週末の事故は8回戦で発生していますので、単にラウンド数の問題とも限りませんし、『スタミナ』も重要なボクシングスキルと考えると短縮すると魅力が少なくなってしまう気がします。

 

そもそも、世界タイトルマッチのレギュレーションは各団体が決めていますので日本独自で決めることは出来ません。

 

ファンとしては、心配でなりませんが、より安全なルール、運用に変更し、選手を守って欲しいと思います。

 

病院で闘っている選手のみなさまの1日も早い回復をお祈りいたします。