受験とオリンピック | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
これから受験する方の参考になればとリアルな体験を余すところなく語ります。
今は、趣味の話や日常のつぶやきのほうが多いかも。
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オリンピックも終わってしまい、心にポッカリと穴が開いています。

 

4年後が待ちきれません。

 

日本は金メダル20個とアメリカ・中国に次ぐ世界第3位、海外オリンピックでの最高記録となりました。

 

日本の金メダルをまとめると

 

レスリング8(男子4、女子4)

男子体操3(個人2、団体1)

柔道3(男子2,女子1)

男子フェンシング2(個人1,団体1)

スケボー2(男子1,女子1)

陸上1(女子やり投げ北口)

ブレイキン1

 

となっています。

 

私の予想は大外れと嬉しい誤算となりました。

 

一発勝負で真価を求められると言う意味でオリンピックと大学受験は似ていると思いますが、「まさか」の発生率は雲泥の差だと思います。

 

大学受験では、当日体調不良に襲われようが、何回やっても絶対に合格するレベルを目指すというのは理想的な戦略ですが、オリンピックは怪我や体調不良は命取りです。

 

私が金メダル絶対的なA判定と思っていた絶対王者の須崎優衣も橋本大輝も、結局、怪我には勝てませんでした。

 

オリンピックはギリギリまで自分を追い込んだ練習が必要で怪我はつきもの、4年に一度なのに努力が怪我でご破算になってしまう。。。怖すぎですね。

 

勉強しすぎて怪我をするという事はありませんので、受験は努力が報われやすいと思いました。

 

ということで、受験生のみなさま、勉強しすぎて大学受験に支障を来すことはありませんので、最後の夏、思う存分頑張ってくださいウインク

 

 

 

では、個人的に印象に残ったベスト5を発表します。

 

 

5位:松山英樹の銅メダル

 

予選落ちもないし、国別に人数縛りのあるオリンピックなので、メジャー大会より価値が低い印象もありますが、そんなことはありません。

結局、世界ランキング1位から8位は全員出場していますし、金メダルを獲った世界ランキング1位のシェフラーをはじめ、最終ベスト10フィニッシュのうち5人は世界ランキングトップ10の選手が入るといったレベルの高い試合となりました。

そんなスーパープレーヤーが最高のプレーを見せる中、銅メダルを獲りきった松山英樹。

競技人口を考えると日本人として誇ることが出来る素晴らしい銅メダルだと思います。

 

4位:大激戦の100m走

 

オリンピックの花形男子100m走。

そんな中、決勝進出を目指したサニブラウン。準決勝で見事に9秒台を出しました!

自己ベストの9.96。

しかし、それでも決勝に進出できないというまさかの結果となりました。


決勝も凄かった。 



1-3位まで3/100秒差、1位と2位は5/1000秒差という希にみる大接戦。

観ていて大興奮でした。

 

 

3位:最初で最後?AMIの金メダル

 

今大会で初めて採用された新種目ブレーキン。

次回ロスオリンピックでは採用が見送られているため、リベンジが出来ない大一番です。

 

初めて見ましたがとても面白かったです。


秀逸だったのは、準決勝の671VSNICKA

事実上の決勝戦。バチバチでしたね。


2人とも素晴らしくどちらが勝ったか分からない印象に残る1戦でした。

 

決勝のAMIは、素晴らしく、文句なしの金メダル。

正直、準決勝で全てを出し尽くしヘロヘロだったNICKAに助けられた部分が大きいとも思いましたが、組み合わせも運。これもオリンピックと思いました。


2位:大躍進のレスリング

 

須崎優衣のまさかの1回戦負けで最悪のスタートとなったレスリング。

6月の練習で靱帯を損傷したダメージを少しだけ心配していましたが、慎重過ぎたように思います。

相手選手は、決勝戦前の計量に失敗。なんでも血を抜き、髪の毛も切ったという壮絶な減量だったそうです。

3位決定戦での圧勝をみると怪我があっても実力トップ、おそらく10回に1回のまさかがオリンピックで起こってしまったんだろうと思います。

 

そんななか、エースの藤波。決勝前のインタビューで「オリンピックチャンピオンになるためにやってきた。必ず金メダルを持って帰る。みなさん注目して(観ていて)ください」というプレッシャーを感じさせない頼もしいコメント。

そして、圧勝。

 

これで勢いが付いたと思います。

 

悲壮感と緊張感の漂っていた柔道勢に比べ、レスリング勢、全員、プレッシャーをもろともしない強気で頼もしい印象でしたが、そのまま結果に表れたと思いました。

 

「やることはやったので、あとはオリンピックを楽しむだけ」という雰囲気が全体的にあったような気がします。


しっかりした準備。雰囲気良いですよね。




準備はバッチリ、後は楽しむだけ。


象徴的だった鼻に「父」と「兄」のペインティングで応援する鏡選手の父と兄。



 

 

1位:堀米雄斗の大逆転2連覇

 

失敗が続き、ラストランで大逆転。

今回のオリンピックで一番興奮し、深夜に声を上げて絶叫してしまいました。

これだけのプレッシャーの中で決めきることが出来るのは本当に素晴らしく、心技体が揃っていないと出来ません。






 

今回少し残念だったところは、TV中継。

同じ競技をNHK(BS)と民放で被って放送は勿体ない。


メダルのかかったセーリングとか、時差放送になったゴルフとか、何とかして欲しいとも思いました。

マスコミの報道も競技によって偏り過ぎだったかな。

 

ともあれ、総じて大満足!!

 

 

4年後も楽しみです!!