東工大、3000時間の壁 | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
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大学受験に最も効率的な勉強法、たとえば、

東工大に絶対受かる勉強法ってあるのでしょうか?

 

今日は、そんな話です。

 

 

 

最近熱中しているゴルフ。

 

Youtubeもよく見ているのですが、どんなレッスン動画よりも参考になったのがこちら。

 

 

 

 

選手会長も務めたことがるプロゴルファー横田真一さんの動画です。

 

私たち世代なら穴井夕子さんの旦那さんと言ったほうが分かるかもです。

 

この動画では、ほぼ誰でもシングルになれる方法として「3000時間の練習」と述べています。

 

横田氏の出身高校であるゴルフの強豪、水城高校(茨城県)では、高校からゴルフを初めて3000時間の練習で卒業時にほぼゴルフ部全員がシングルになっているという説得力のある話でした。

 

朝練30分強、授業後の練習2時間強、365日×3年で3000時間という計算です。

 

雨の日も練習は中止にならず、ひたすらパッティングの練習をしていたそうです。

 

なるほど、と思いました。

 

簡単にシングルになれるような魔法のメソッド、そんなものがあれば、みんなもっとゴルフが上手いはずです。

 

翻って、大学受験。これも同じかなと。

 

どんな参考書が良いか、予備校はどこが良いか。。。

 

それも大事ですが、必要な勉強量が伴わなければ話になりません。

 

過去記事に東工大合格に必要な勉強時間を3500時間と書きました。

 

 

 

この考えは、今でも変わっておらず、東工大現役合格を確実にしたいなら3500時間(学校の授業などを除く受験勉強の時間)必要だと思っています。

 

何度か書いていますが、目標とすべきレベルは東工大合格者平均レベル以上

 

これは、東工大二次試験受験者4000人中でいうと上位10-15%くらいの実力になります。

 

もちろん、入試は一発勝負なので絶対はありませんが、本番で多少失敗したり、相性の悪い問題に当たってもほぼ乗り切れるような実力ということになろうかと。

 

実力が出し切れればギリギリ合格できるレベル(受験者4000人中1000位くらいの実力)に達するという意味だとしても3000時間は必要だと思います。

 

この時間は机に座っている時間ではなく、身を入れて勉強している時間です。

 

先の横田氏のゴルフ部の話では、朝練時には校舎の影から、練習時には職員室から監督が練習姿をみており、サボっていると滅茶苦茶怒られるので、全く休めなかったと言っていました。

 

センスのある人は1000時間でシングルになったとも言っていましたが、大学受験で言えばもともと地頭が飛び抜けている灘や筑駒生が東工大を目指せば1000時間で攻略できちゃうかもとも思いますが、一般人には無理です。

 

正味3000時間、これが東工大合否を分ける壁と意識すべきなのだろうと思います。