リタイア後の予行演習も意識して、今年の年末年始は、聖子と一緒に過ごした時間が多かったです。
専ら映画デート。
観た映画2本を順不同で勝手にレビューします。
1本目は「あの花が咲く丘で君とまた会えたら」
「親にも学校にも不満を抱える高校生の百合は、進路をめぐって母親とケンカになり、家を飛び出して近所の防空壕跡で一夜を過ごす。翌朝、百合が目を覚ますと、そこは1945年6月の日本だった。通りがかりの青年・彰に助けられ、軍の指定食堂に連れて行かれた百合は、そこで女将のツルや勤労学生の千代、彰と同じ隊の石丸、板倉、寺岡、加藤らと出会う。彰の誠実さや優しさにひかれていく百合だったが、彼は特攻隊員で、間もなく命懸けで出撃する運命にあった。」
あらすじを読んだだけで号泣必至の感ありました。
ということで、ハンカチを持って映画館にGO!
ビックリしたのは館内の観客の若さ。
同じ戦争物の「永遠の0(ゼロ)」は、私たちと同じか上の世代の方が多かったのですが、学生だらけで私たちが逆に浮いている感じでした。。。
その理由は、映画を観て分かりました。
タイムスリップ先で知り合い、好きになった恋人が特攻に出撃してしまうと内容なので、泣いてしまうのですが、戦争について深く考えさせるような重厚感がなく、オジサンには物足りない、若者向きなんです。
ベタな展開は良いのですが、辻褄があわなくて「???」のシーンも多く、気になってしまいました。
オチも含めストーリー展開も予想できてしまい、自分の予想を裏切るようなどんでん返しもなったかな。
石丸(伊藤健太郎)と千代ちゃん(出口夏希)が良かったので、主人公はこちらの2人だったら印象違ったかなと思ったりしました。
とはいえ、観る価値はあると思います。
2本目は、遅ればせながらの「ゴジラ-1.0」
たまたまですが、1本目のレビュー映画と特攻繋がりです。
共通点は、ベタな展開&話のオチが全て予想どおりなところと泣かされたところ。
ゴジラの恐ろしさは十分に伝わる迫力満点のCGは最高でしたね。
前評判が良かったので期待値が高かった分、感動はそこまでなかったのですが、とても良かったです。
強いて言えば、電報のシーンとゼロ戦機の操作説明のシーンは無いほうが良かったかな。
伏線回収のつもりなのでしょうが、オチが分かってしまいましたから。
実は、あと2本楽しみにしていた映画があったのですが、アメンバー記事に書いたアクシデントにより、残念ながら観に行けませんでした。
以前、私のベスト映画で紹介したNo1作品です。
そうです、「インファナル・アフェア」です。
日本上映20周年を記念して4K版が上映されていたのです。
3部作一気観はキツイので、本編と後日談に当たるⅢの2本を観に行くつもりでした。
期間限定上映らしく今回は断念。
チャンスがあるとよいが。
ちなみに今アマプラで観る事も出来ますので、観たことない方、是非。