【理系】難関国立大学間の距離感2023~合格者平均偏差値比較(河合塾編) | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
これから受験する方の参考になればとリアルな体験を余すところなく語ります。
今は、自分の趣味やつぶやきも書いています。
アメンバーの無言申請は承認しません。

更新をサボっていましたが、昨年、一昨年に続き主要大学の入試河合塾合格者平均偏差値比較をしました。

 

 

 

 

 

 

 

今回は、2023年の最新データに数字をアップデイトしたものを紹介します。

 

河合塾の合格者平均偏差値及び共通テストの合格者平均点になります。

 

○前回同様、工学部電気電子系の学科で統一し比較しています。

 

○2023年合格者の河合塾全統記述模試理系総合偏差値(英数理科2科目(国語含まず))平均偏差値と合格者の共通テスト平均得点になります。参考として前年比も併記しています。

 

○河合塾偏差値表は2.5刻みで大雑把過ぎますし、国立大学は辞退者が殆どおらず一般入試率も高く、合格者平均偏差値はそのまま入学者のレベルとなりますので、距離感を表すには適してる数値と思っています。

 

 

それでは、どうぞ!!

 

 

  偏差値 前年比    共テ 前年比
東京/理科Ⅰ類 73.4 0.3 810 3.2%
-------------------------偏差値70--------  
京都/工/電気電子工 67.9 -0.4 768 6.2%
東京工業/工学院 67 0 725 4.3%
大阪/工/電子情報工 65.6 -0.1 742 7.2%
-------------------------偏差値65-------- ------
東北/工/電気情報物工 63.7 0.5 723 6.5%
九州/工/Ⅰ群 63.7 1.3 730 6.6%
名古屋/工/電子情報工 63.2 0.7 722 4.9%
神戸/工/電気電子工 62.5 1.1 716 8.0%
横国/理工/電子情報 61.9 0.5 703 4.9%
北海道/総合入試理系 61.7 0.3 709 6.6%
千葉/工/電気電子工 60 0.3 673 7.7%
-------------------------偏差値60-------- ------
         
筑波/総合選抜理系Ⅰ 59.8 -1.2 691 6.6%



【感想】

○前年と比較し、各大学難易度の序列そのものに大きな変化はない。

○東大理Ⅰの難易度は他を圧倒しており、理Ⅰより合格者平均偏差値が高いのは、東大理Ⅲ、京大医学部、阪大医学部だけ(後日、詳述予定)。 

 

距離感を図示するとこんな感じ(○が偏差値0.7)

 

東大理Ⅰ

京大

東工

阪大

東北/九州大

名古屋

神戸

横国北海道

千葉筑波

 

 

如何だったでしょうか、距離感の雰囲気は伝わりましたでしょうか?

 

なお、東工大は共通テストの配点はありませんが、合格者平均点は東北大や名古屋大より高くなっております。

 

前回記事も書きましたが、後期試験を意識しているのか、それなりにしっかりと対策しているように感じます。逆に言えば、共通テスト対策をせず一発狙いで東工大を受験する層はあまり合格出来ていないということかと思います。