【理系】難関国立大学間の距離感~合格者平均偏差値比較(河合塾編) | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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私のブログの読者には受験生だけではなく、中学生や高1-2年生の保護者の方もいらっしゃるので、大学別のレベル差を理解していない、あるいは、イメージしかない方も多いと想像します。

 

前回の記事で東大、京大、東工大の距離感について書きましたが、今日はそれ以外の国立大学(理系)も含め大学間の距離感について書きたいと思います。

 

まずは、各国立大学の合格者レベルは以下のとおりです。

同じ学科で比較すべきと思いますので、工学部電気電子系の学科で統一し比較してみました。

 

2021年合格者の河合塾全統記述模試理系総合偏差値(英数理科2科目)平均偏差値になります。参考に合格者の共通テスト平均得点も併記しています。

 

1.東京大学/理科Ⅰ類/72.5/810

===================70

2.京都大学/工/電気電子工/67.9/759

3.東京工業大学/工学院/66.5/739

---------------------------------------65

4.大阪大学/工/電子情報工/64.9/745

5.東北大学/工/電気情報物理工/63.8/737

6.名古屋大学/工/電子情報工/63.3/726

7.九州大学/工/Ⅰ群/62.3/730

8.神戸大学/工/電気電子工/62.0/717

9.横浜国立大学/理工/電子情報/61.8/742

10.北海道大学/総合入試理系/61.2/725

11.筑波大学/総合選抜理系Ⅰ/60.2/714

---------------------------------------60

12.千葉大学/工/電気電子工/59.8/717

 

 

科目数は基本的に共通テスト+二次試験は英数理科2科目と同じですが、東大、京大は二次試験に国語があります。

上記偏差値はすべて国語を含まない理系総合偏差値で同じモノサシとなっていますので、距離感が分かるかなと思います。

 

如何だったでしょうか、距離感の雰囲気は伝わりましたでしょうか?

 

なお、東工大は共通テストの配点はありませんが、合格者平均点は阪大、東北大、名古屋大と遜色ありませんので、後期試験を意識しているのか、それなりにしっかりと対策しているように感じます。

逆に言えば、共通テスト対策をせず一発狙いで東工大を受験する層はあまり合格出来ていないということかと思います。