先日の早慶併願成功率の記事で早稲田理工が難化しているのではないか、ということを書きました。
今日は早慶W合格者が進学先として早慶どちらを選んでいるか、という話題です。
早慶W合格者が早慶どちらを選んでいるかは、時代によって変わっています。
1990年頃までは早稲田が優位だったのが拮抗状態になり、2000年~2020年頃までは慶應が優位となり、ここ数年は早稲田が再逆転したと言われています。
そして、最新の2023年のデータが明らかになりました。
結果は。。。。
早稲田人気が顕著に!
5年前の2018年と最新2023年を比較すると様変わりしている様子が良く分かります。
下記は早慶同学部でのW合格者の進学率(東進)。
同じ学部で比較すると2018年は慶應の圧勝。早稲田先進理工が慶應理工を僅かに上回っているだけでほぼ全学部が慶應選択。
ところが、2023年は全く逆です。法学部以外ほぼ全学部が早稲田選択です。
全体でみると慶應選択が多いのですが、これは、同じ学部だと慶應のみ合格が多く、慶應上位学部と早稲田中下位学部のW合格で慶應選択しているということで、早稲田の難化を表しているように思います。
10年もすればまた慶應が再逆転となっているかもですが、しばらく早稲田人気が続きそうな勢いです。
今後、どうなりますでしょうか。