前期試験合格発表が終わったタイミングで、高校別大学合格実績速報が出ました。
もちろん、私の大好物で、毎年、あーだこーだ、自分なりに分析する至福の時間を過ごしています。
昨夜も、これを見ながら飲んでいたのですが、私なりに驚いたトピックス(暫定版)を3つ書きたいと思います。
3位:駒場東邦の躍進!
一時期は麻布と並び御三家で良いんじゃないか、とも言われた駒東ですが、ここ2年の東大合格者は2021年56名、2022年60名と少々物足りなかったのですが、今年は72名、しかも理Ⅲ現役5名と爆発しました。
京一工も昨年より多く、大当たり年だったのではないでしょうか。
2位:女子校の躍進!
まずは、躍進続く洗足学園!
奏が中学受験した2015年の東大合格者は5名、翌年の2016年はたった2名だった洗足学園ですが、昨年はなんと東大合格者20名の大躍進。これが一過性のものか、ホンモノなのかを占う2023年。
ホンモノでした!
東大22名。神奈川No1私立はフェリスではなく洗足学園になったのかもしれません。
そして、昨年理Ⅲ合格者トップだった桜蔭。
ことしも灘15名に続き、11名と全国2位。
筑駒、灘、と並んで三強と言って良いのではないかと思います。
今年は女子校の活躍が目に付きました。
東大5人以上合格した女子校でみると
桜蔭72名(前年比△5名)
豊島岡30名(+16名)
洗足22名(+2名)
雙葉12名(+3名)
白百合9名(△2名)
吉祥女子6名(+3名)
浦和一女6名(+3名)
頌栄女子5名(+4名)
(JG、フェリス、神女は未公表)
と東大合格者数を増やしている女子校が多いです。
今年の物理の激難化が女子有利に働いた可能性もあります。
1位:立命館慶祥大躍進!
下記の推薦・総合型選抜の記事でも注目校として紹介した立命館慶祥(北海道)ですが、一般入試でも勢いが止まりませんでしたね。
昨年4名だった東大合格者は3倍増の12名(全員現役、医学部1名)、京大3名(全員現役、医学部1名)、一橋4名、東工大1名(いずれも全員現役)と東京一工計で昨年6名から20名と大躍進です。
ハーバードまで出ています!
日能研偏差値50半ば(SPコース、一般は40台後半)の中学としては凄い実績と思います。
ただ、公式HPは喜びのあまりか、少々やり過ぎ(派手)かなと思いました