本日11/1、世界ライトフライ級王座統一戦(さいたまスーパーアリーナ)WBC王者・寺地拳四朗 VS WBAスーパー王者・京口紘人が行われます。
日本人同士の世界タイトルマッチは何度もありましたが、今回は世界チャンピオン同士の統一戦、2012年の井岡VS八重樫戦以来10年ぶり2回目のビッグマッチとなります。
ボクシングには主要団体が4つあるので同じ階級に4人の世界チャンピオンがいるのですが、最も権威のあるリング誌のランキングで現在ライトフライ級のチャンピオンは京口紘人、1位が寺地拳四朗となっています。
まさしく頂上決戦でボクシングマニア注目の1戦です。
知らない人が多いと思いますので、2人の凄さを紹介します。
まずは、WBC王者・寺地拳四朗。
世界一かわいい顔のチャンピオンと言われています。
デビュー後、無敗のまま日本チャンピオン⇒東洋チャンピオンと順調に勝ち続け、10戦目で世界チャンピオンを奪取。その後8回連続防衛を続けましたが、1年前にKO負けで初黒星。しかし、半年後のリターンマッチで僅か3RでKO勝ちのお返しでチャンピオンに返り咲き、この試合を迎えます。
30歳、プロキャリア20戦19勝(11KO)1敗。
対するWBAスーパー王者・京口紘人。
ミニマム級でプロデビューし、無敗のまま8戦目敵地メキシコで世界チャンピオンを奪取、1回防衛後階級を上げライトフライ級チャンピオンとなり2階級制覇。その後4回防衛しています。
28歳、プロキャリア16戦16勝(11KO)。
京口選手の凄いのは、ほぼすべての世界戦を海外で戦って勝ち続けているところです。
ちなみにこの2人、アマチュア時代からライバルで戦績は寺地選手の3勝1敗だそうです、
一般的には全く盛り上がっていないのですが、ボクシングマニアの間では「いったいどちらが勝つのか」侃々諤々、物凄く盛り上がっています。
本当に、歴代日本人対決ではダントツNo1の凄い試合なんです!!
ここ数日、楽しみでそわそわしています
テクニックの寺地、パワーの京口といった下馬評ですが、私は敗戦で一皮剥けた寺地拳四郎のKO勝ちを予想します。
本日、20時45分からアマゾンプライムで生放送です、地上波ではやりません。
そして、12月13日、東京・有明アリーナで井上尚弥の4団体統一をかけてWBO世界王者・ポール・バトラーとの一戦が行われます。
ボクシングファンには堪らないこの冬の大一番、盛り上がって行きたいと思います。