久しぶりのマンションネタです。
2022年上期の首都圏新築マンションの平均価格は6511万円、東京都区部に限ればなんと8091万円だそうです。平均㎡単価は127万円なので、広さはかなり狭く平均63.7㎡ということになりますね。
いったい誰が買っているのでしょうか?
もはや一人の収入では買えるレベルを超え、ともに優良企業の正社員として働くパワーカップルが買っていると言われてもいます。
私の理想とするマンションについては過去記事に記載していますが、
この条件を満たすような新築マンションがあったとしたら、いったいいくらするのか、考えただけで頭が痛くなりますね。
そこで、私がオススメしたいのは中古マンション。
何を隠そう、私が住んでいる今のマンションは中古マンションとして購入したものです。
あれだけモデルルームを見まくって、結局、中古マンションなのかよって声が聞こえてきそうです。
理由は単純で、理想が高くなった結果、新築物件だけでは条件に合うものが見つからなかったからです。
駅チカで眺望が抜けている南向きワイドスパンのマンションはレア過ぎて見つからなかったというのが正直なところだったのですが、中古を調べているうちに中古マンションの素晴らしさに気付いたわけです。
ということで、今日は中古マンションの良いところをプレゼンします笑。
中古マンションの良いところ5選!
1.選択肢が増える。
例えば、「東京23区内駅徒歩5分以内」をヤフー不動産で検索してみると、新築マンション97件に対し、中古マンションだと3518件掲載されています。
理想のマンションを見つけるには、新築だけに拘るとみつけられない可能性が高いです。
特に魅力的な地域の駅チカの土地はなかなか残っていないので、好立地マンションは中古物件が圧倒的に多いです。
2.価格交渉が可能。
新築物件の場合は売れ残り物件など特殊なケースを除き、価格表どおりの定価販売となりますが、中古マンションは売主との価格交渉が前提であり売出価格そのもので売買されることのほうが少ないです。
買い替え案件や法人所有の決算対策で売却を急いでいる場合や相続物件で思い入れが全くないような場合など、相場に比べ破格の値段で購入できることがあります
3.リフォーム可能。
中古マンションのデメリットは古さですが、玄関扉の内側~窓の内側までは専有部分であり、所有者が自由にリフォームできますし、マンションは間取変更も容易に出来るなど、リノベーションやリフォームに向いているとも言われています。
どんなに築年数が古くても中身は新築にすることが出来てしまうというわけです。
リフォーム費用を含めても新築よりもずっと安いというのも魅力的の一つかと思います。
4.マンションの住民や管理レベルが分かる。
新築マンションの場合、どんな年齢層や家族構成の方が多いのか、マンション管理を真剣に考える住民がどれくらいいるのかなど、住んでみるまで全く分からない中での購入になりますが、中古マンションの場合は、コミュニティが出来上がっていますし、管理実績もある程度分かります。
下見にいけば、住人の雰囲気はなんとなく分かりますし、総会や理事会の議事録の閲覧すれば、次期大規模修繕の予定年や積立金が足りているか、日頃の理事会がどれくらいの頻度で行われどのような議論がされているか、管理に対する熱心度など、すぐに分かります。
管理状況は一番重要と思うのですが、現時点では、管理状況が良く修繕積立金が潤沢にあるマンションが相場より凄く価格が高いとかにはなっていないので、管理優良マンションはお買い得だと思います。
5.意外と寿命が長い。
マンションの寿命ってご存知ですか?
税法の法定耐用年数は47年、鉄筋コンクリートの物理的な寿命は100年とも言われていますが、いったいどれくらいなのでしょうか?
正解は誰にも分かりませんが、47年よりはずっと長く、メンテナンス次第で100年近く行けるのではないか、という声が多いようです。
実際に建て替えられたマンションというものは殆んどなく、既存のマンションの修繕計画は建て替え前提にはなっていません。
ヤフー不動産でみると築60年程度のマンションでもそれなりの価格で普通に取引されているものが少なくないです。
例えば、
○築59年 3600万円(54㎡)
○築59年 3180万円(60㎡)
なんと億ションもあります!
○築61年 1億1000万円(47㎡)
まだ20-30年住めると思っている証拠だと思います。
仮にマンションの寿命が80年と考えれば、築30年のマンションでも残り50年寿命があるので、40歳以上であれば、築30年の管理優良マンションを買うのは全く問題ないとも言えます。
ただし、旧耐震基準マンションは様々なデメリットがあるので避けるべきというのが常識とされています。概ね1985年以降築であれば新耐震の可能性が高いです。
受験とは1ミリも関係のない好き勝手な記事で申し訳ないですが、多分、マンションネタ、また書くと思います