前回の記事で、私は高校野球が結構好きで、特に地方大会での進学校の活躍ぶりを毎年楽しみにしています、と書き、開成高校の活躍を紹介しました。
開成に負けないくらい頑張っている高校もたくさんありますので、今日は今年の大会での進学校の活躍っぷりを紹介したいと思います。大学受験勉強をしながら、球児としての最後の夏も頑張っていて本当に凄いです。
まずは、東京都立国立(くにたち)高校。
東京都重点進学校の中でも日比谷、西に並ぶトップ3の高校で、2022年大学合格実績は東大19、京大15、東工大22、一橋14という超進学校です。
40年ほど前に奇跡的に夏の西東京大会で優勝し甲子園出場を果たしたことがあります。
甲子園の宿舎で参考書を持ち込み受験勉強をしていたエピソードや市川ー川幡のバッテリーがそのまま東大野球部で活躍したことは知っている方も多いかと。
その国立高校。ベスト16進出です!
が。。。。
昨日、ベスト8を賭けて優勝候補の早実と対戦し、善戦虚しく0-3で敗れてしまいました。奇しくも40年前の東西東京の優勝校対決でしたね(当時の早実は東東京)。
4回表2アウトから打たれたセンター前ヒット、もう少しズレていればピッチャーゴロ。あれがなければどうなったか、分かりませんでしたね。残念!
ここからは、まだ勝ち残っている進学校を紹介します。
まずは、新潟高校。
言わずと知れた新潟No1の県立高校で、東大のエースだった大越投手がOBです。
大越投手とは、元NHKアナウンサーで今は報道ステーションでキャスターをしている大越健介氏です。史上初めて日米野球の日本代表に東大から選ばれたことでも有名ですね。
その新潟高校。ベスト8進出!!
今日ベスト4を賭けて強豪日本文理と戦います。
つぎに、宮崎県きっての進学校、宮崎西。
なんと準々決勝をコールド勝ちで突破し、ベスト4です!
もちろん、夏大会では初の快挙です。
ひょっとしたら、ひょっとするかも。。。
最後に大将、静岡高校。
文武両道といえば静岡を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。甲子園出場26回!!今年は東大7名でしたが、安定して2桁を出す県内トップクラスの公立高校です。
毎年10人程度野球推薦入学者がいるので文武別道と言う方もいるようですが、県外からではなく一定の成績は必要ということなので、立派だと思います。
その静岡高校、昨日サヨナラ勝ちでベスト8。
あと3勝で昨年に続き甲子園です!
私がもう一つ注目しているのが、ジャイアントキリング。
この夏は、何といっても広島県大会3回戦で広陵に勝った英数学館でしょう。
9回意地を見せた広陵は一打逆転のチャンスを作りましたが、バックスクリーンに入る当たりをセンターの大ジャンプで好捕されゲームセット、まさかの敗退。
そんなマンガのようなことが起こる高校野球。
まだまだ熱戦が続いています。
最近はネットのライブ中継が充実しているので、是非、観てください!
今日は、慶應義塾高校がベスト4をかけた東海大相模との大一番もあります。慶應高校は夏大会18回の出場がありますが殆どは戦前戦後。平成になってからは2回で、2018年以来の甲子園を目指します。
ここを勝てば激アツですね。
私の母校は敗れ去り、今年も甲子園はおあずけとなりましたが、みなさんの応援している高校はどうでしょうか?