昨日の続きです。
今回の北京オリンピック、記憶に残った競技ベスト2の発表です。
これで最後にしますのでしばしお付き合いを。
2位:女子カーリング
日本戦は全試合見ましたが、特に印象に残ったのは一次リーグのデンマーク戦と準決勝のスイス戦です。
大逆転勝利を決めたデンマーク戦のラストエンド。
3点取ったラストショットのダブルテイクアウトばかりが注目されましたが、その前に投げたデンマークのラストショット。
これが有り得ないような最悪のショットになってしまった事が全てでした。
あのときのデンマークチームの凍りついた表情が全てを物語っています。
解説の両角さんもすぐに「これは3点ありますよ」って反応し実況アナウンサーが思わず「えっ」て返したシーンも印象的でした。
藤澤の投げたラストショットは彼女にとってはさほど難しいショットではありませんでしたが、プレッシャーのきる場面でチャンスを逃さなかったところが素晴らしかったです。
準決勝スイス戦は9エンド。
3rd吉田知那美の2投目がデンマークの最悪ショット以上の最悪なもので大量失点がほぼ確実の大ピンチになりました。
それを救ったのが藤澤の投げた2つのショット。
これは痺れました。
今大会最高のショットだったと思います。
ただ、残念だったのはNHKの女性の解説者。我慢して聞いていましたが、決勝戦は放送事故レベルの酷い解説だと思いました。
解説だけ聞いているとナイスショットの連発。
明らかなミスショットもナイスショット!悪くないですよ!良いところに止まりました!でスコア3-10は解説者失格ですね。
両角さんの解説は凄く良かったです。
1位:男子スノーボードハーフパイプ
ダントツに一番良かったのは男子スノーボードハーフパイプ決勝平野歩夢の金メダルです。
決勝2本目のスコアが異常に低すぎることが話題になりました。
誰もが一体何が起こったのか?と思ったはずです。
そんな中の3本目、ジャッジを黙らせましたね。
下記のアメリカの実況が私たちみんなの気持ちを代弁しています。
字幕もついていますが、非常に聞き取りやすい英語なので、是非、見てください。
伝説の名実況だと思います。
実況の2人の気持ちに平野歩夢が満額回答。
ホントにスカッとした気持ちになりますよ!
私はこれを見て泣きました!
みなさまも是非、平野選手の滑りを思い出しながらこの実況を聞いてみてください。
気分も晴れますし、勇気をもらえます!!
NHKにこんな実況をして欲しかった!
Justice!!
そして平野歩夢の、とても冷静にコメントし好感が持てました。
2回目のスコアについても「選手は命を賭けてやっている。審判はどこを見ていたのか説明すべきで、スルーすべきでない」と言うべきこともしっかり言ってくれました。
また、決勝でのNHKサブチャンネル切り替えも話題になりましたが、録画していたわが家は、平野選手の3回目が始まる直前に切り替わったお陰で編集したかのような永久保存版になりました!
以上、北京オリンピック総括でした。
大人気になったビンドゥンドゥンともお別れです。。。