コロナ禍の中、横浜国立大学は他大学に先駆けいち早く2021年二次試験を廃止し、共通テストのみで合否判定する決断をしました。
この決断についての背景などは下記記事を参照下さい。
今日は、この結果、2021年横国入試がどのような結果になったのか、そして、横国の決断は成功だったのか、失敗だったのかについて検証したいと思います。
記事にするか迷いましたが、後期横国理工に出願した当事者として何が起こったのか、きちんと記載しようと思いました。
衝撃的な内容なので、横国関係者は読まないほうが良いかもです。
もちろん、横国を貶めるつもりは毛頭なく、2021年横国入試で何が起こったのかを正確に伝えることが目的ですのでご理解ください。記事の内容に誤りがあればご指摘下さい。
奏が実際に出願した横浜国立大学理工学部を例にとって説明していきます。
結果として起こった事実は以下の4つ。
1.共通テストだけで判定されることとなり、高得点を取れた者のみが出願したため、ボーダーが爆上がりした一方で、多くの人が出願を自重したため穴場学科も発生し、共通テスト7割未満で合格する事態になった。
2.大量の入学辞退者が発生し、3月下旬になってから大量の繰り上げ合格者を出した。
3.大量の繰り上げ合格でも全く定員を埋めきれず、3月末になってからビックリする人数の前代未聞の追加募集を行った。
4.欠員補充の追加募集に1300名以上の大量出願があり、出願会場に長蛇の列が出来、ディズニーアトラクション並みの待ち時間&大混乱となった。
上記結果、どう思われましたでしょうか?
具体的な数字や横国理工学部長の詳細なコメントも交えて明日、私見を含め詳しく解説します。