東工大を第一志望とする際の併願校について、以前に「東工大受験生の私立併願戦略」といった記事を記載しました。
今日は、その中で慶應義塾大学について、書きたいと思います。このシリーズ2大学目です。
こちらも東工大をはじめとする難関国立理系志望者の有力な併願校ですね。
比較的併願者が多い理工学部と薬学部について書きたいと思います。
理科大同様、公式HPに載っている情報から知る人ぞ知るようなレアなマル秘情報までまとめておきます。
【立地】
慶應の場合は、学年により通うキャンパスが異なりますので、注意が必要です。
◎日吉キャンパス
東急、横浜市営地下鉄日吉駅徒歩1分。
東京都ではなく、神奈川県です。乗換案内で検索すると、東京駅から42分、新宿から37分、大宮駅から71分、千葉駅から86分、横浜駅から17分って感じですね。
神奈川県だけあって敷地面積10万坪といった広大なキャンパスです。
(日吉キャンパスになる学部)
経済、法、商、理工学部は1-2年生の2年間、医学部、薬学部は1年生の1年間、日吉キャンパスになります。
◎矢上キャンパス
東急、横浜市営地下鉄日吉駅徒歩15分。
日吉駅から坂を登って15分歩くので、かなり遠いです。
(矢上キャンパスになる学部)
理工学部3-4年次+理工大学院
◎芝共立キャンパス
JR浜松町駅徒歩10分、地下鉄御成門駅徒歩2分。
都会ど真ん中です。旧共立薬科大学で建物だけでキャンパスっぽくないですが、芝公園に隣接され、屋上庭園もあり緑はあります。
(芝共立キャンパスになる学部学科)
薬学部薬学科/薬学部薬科学科(1年生以外)
【学費】
理工学部は入学金20万、授業料128万、施設整備費他38万です。
4年間で685万円です。
授業料だけで計算する方がいますが、国立ではとられない施設整備費他も毎年かかることにご注意ください。
東工大は4年間で282万円なので、だいたい+400万、2.4倍といったかんじです。理科大と比べても4年間で100万円高いです。
なお、薬学部は、6年制の薬学科だと6年間で1372万円と大きな金額になります。こちらは理科大よりほんの少し安いですね。
つぎに、入試形態について解説します。
理科大と違ってしごくシンプルで、乱れ打ち受験は出来ません!
(つづく)