オススメ模試ランキング | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
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高3時の模試ともなると記述式でも共通テスト型でも丸1日潰れます。

 

復習を考えると更に時間を費やしますので、取捨選択がとても大事です。

 

今日は、模試の取捨選択の参考になるよう高3で受けた模試の中からオススメ模試ベスト5を発表します!


東工大志望という目線で選んでいます。


なお、受験人数は昨年のものです。

 

 

第1位 東工大実戦模試(駿台)【受験者数3400人程度】

 

理系の駿台がプライドを持って作問しているだけあって、入試に直結する良問が多いと思います。

 

また、冠模試の中で一番受験生が多い(昨年はコロナで少なめでしたが)ので判定の精度も高いと思います。

 

残念ながら、今年から廃止ということで受験できなくなりますが、この模試の過去問集が販売されています

 

自己採点すれば、偏差値や合格判定もできる詳細な模試結果データもついていますので、とてもオススメです。

 

 

 

第2位 東工大オープン模試(河合塾)【受験者数2000人程度】

 

1位と遜色ない模試です。東工大受験生は必須の模試ですね。

 

昨年はコロナ禍で一般受験の受付を中止(河合塾生と学校申し込みのみ)したため、受験生は2000名程度で例年の半分程度でした。

 

なお、こちらは過去問集は販売されていません。

 

 

 

第3位 東工大本番レベル模試(東進)【受験者数1000人程度】

 

2020年から始まった模試で、春と秋の2回あります。

 

採点の精度がイマイチと思いますし、受験者数1000人程度と上の2つの模試よりだいぶ少ないですが、

 

本番形式の冠模試をやっていただけるのは本当に有難いと思います。

 

 

第4位 駿台全国模試(残酷模試)【理系受験者数23000人程度】

 

東工大の入試レベルを考えると一般の記述模試の中では、受験生の層も問題の難易度も一番近いと思います。

 

 

 

ここまでが必須受験を勧めるトップ4の模試となります(東工大実戦はもう受けられませんが。。。)

 

ここからは、余裕度に応じてって感じです。

 

第5位 全統記述模試(河合塾)【理系受験者数100000人程度】

 

全国の多くの一般的な受験生が受ける標準的な模試ですので、受けて損はないとは思います。

 

第4位に挙げた残酷模試と言われ恐れられる駿台全国模試と平均点は4割程度と実はあまり変わりません。

 

変わるのは受験生の母集団。

 

河合模試を受ける上位半分が受けても平均点が4割になってしまうのが駿台全国模試といったイメージでしょうか。

 

第6位 早慶上理・難関国公立模試(東進)【理系受験者数7500人程度】

 

受験生の人数も少ないので参考になりにくい模試と思いますが、採点は速くすぐに結果が見られることが最大のメリットです。

 

 

【まとめ】

ポイントは「難易度」「良問度」と思います。

難易度が志望する大学に合っているか、は一番重要で、母集団のレベルも相関しますので、合格判定の精度も上がるように思います。

 

「良問度」は受けてみなければ分かりませんが、一般的には受験生が多い模試ほど作問に時間をかけ、しっかりした問題を作る傾向があるような気がします。

 

ただし、冠模試は対象が限られていますので、受験数の人数は少なく、恐らく赤字でコストをかける余裕はあまりないと想像しますが、塾のレピュテーションに影響すると思いますので作問にも手を抜かないように思います。

 

駿台の東工大実戦がなくなったのは、コロナ禍でそこまでの余裕が無くなったのではないかな、と思います。

 

【番外編】共通テスト模試

 

センター試験であれば、「良問度合い」は過去問が圧倒的に優れているため、共通テスト模試は数回慣れるために受ける程度にとどめ、過去問をやり込むことが明らかに正解だと思います。

 

しかし、2021年入試は共通テスト元年。過去問はありませんし、唯一参考になるのが試行調査問題だけ。

どんな問題が出るか分からないという怖さがありましたので、複数の塾のものをたくさん受けました。

 

2022年入試は悩ましいですね。過去問は2021年の本試験と追試験の2回分しかありません。

おそらく、各塾はこの2回の試験を分析し、模試を作問しているはずなので、やはり複数の塾の模試を受けた方が良いと思います。