2人がメインで通ったのは東進ハイスクールです。
自宅から近く、受験勉強の大半の時間を東進の自習室で過ごしました。
花子の時は手探りの大学受験でしたが、志望校も同じ奏は花子の道のりをベンチマークとして使いました。
そのため、奏も初めから東進に入塾することは決めていましたが、開始時期については明確に決めていませんでした。
そんな中、中3の奏あてに東進から「無料特別招待講習」の招待状が届きました。
申し込み時期によって取れる講座数が変わり、すぐに申し込めば4講座無料、時期が遅れるごとに無料講座数が3講座、2講座。。。と早期申し込みを煽るようなメールも定期的に届きます。
子どもの受験を心配する親心につけ込んだうまい戦略です。
先ほど、東進のHPをみたら丁度「夏期特別招待講習」というネーミングでキャンペーンをやっておりましたが、おそらく同じ類いのキャンペーンと思います。
このキャンペーンで無料講座を受講すると、ほぼ受講の都度、東進側から声かけがあります。
つまりは、東進からすれば入塾勧誘のための切っ掛けツール。話しかける口実として利用するわけですね。
私自身、このような「無料」にとても弱かったので、目一杯とろうと慌てて申し込んだ記憶がありますが、とても反省しています。
無料講習は各科目90分×5コマで設定されていましたが、当然ながら5コマでは参考書一冊分の範囲は終わりません。
言わば、300ページある参考書の50ページ~100ページ、あるいは、20章ある参考書の3~5章だけをやるようなものです。
参考書は1冊やりきってはじめて意味があります。
体験授業的な意味はありますが、細切れの講習を何講座とったところで力はつきません。
ハッキリ言って、この無料講習を受講する暇があったらフォーカスゴールドの問題を1問でも多く解いたほうが良いです。
「ただより高いものは無い」。よく言ったものです。
このキャンペーンは、東進が合うか合わないかを試す体験授業と思ってください。
1-2講座だけとって良ければ入塾する、合わなければ入らない。
間違っても目一杯取って勉強した気にならないよう注意してください。
(あくまで、個人の感想です。)