【狐の競馬】中山牝馬S(G3) |  おおむね日刊 ★ 狐のブログⅡ

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  今週は「東京HJ(Jpn2)」「府中牝馬S(G2)」「秋華賞(G1)」です。
    

上位人気が当てにならない牝馬限定ハンデ戦…中山牝馬S(GⅢ)
 こんばんは、管理人の狐です( ´_ゝ`)ノ  
 明日は中山でヴィクトリアMの前哨戦「中山牝馬S(G3)」が行われます。牝馬中距離ハンデ戦で荒れない訳が無く毎年のように波乱が起こり、中山巧者や小回り巧者の活躍が目立つ一方で軽量ハンデ馬の大駆けもある難解なレース。
【傾向】上位人気が勝てない典型的な牝馬限定ハンデ戦。過去10年に限っても1番人気から二桁人気までまんべんなく連対していてデータからは推測しにくい。前走傾向は、愛知杯・ターコイズSの限定重賞組が主力だが、混合G2組も好走率が高い。特筆すべきは準OP(3勝級)組の健闘で格下の2勝級でも警戒を要す。重ハンデ馬はG1出走馬でも過信は禁物、前走勝ちでハンデ増の馬も苦戦傾向。中山巧者で中山続戦馬の一発警戒、過去の重賞実績は要確認。

【予想】自信度 ★★★★☆馬場適性
今年はハンデ幅の狭い16頭出走で、そのうちの11頭が違うルートから参戦する相当の混戦。重馬場の中山千八で自在性の有無で取捨選択し、枠順と脚質・中山実績で組み立てました。
◎ヒップホップソウル、前走のターコイズSは人気を裏切り8着だったが、良馬場中山マイルでスタートが悪くては当然と言えば当然。中山は紫苑S・フラワーC共に2着と得意なコースで、前半溜められる千八に距離延長はプラス。得意の重馬場でハンデ55キロなら重賞制覇チャンス。
○コスタボニータ、4勝目を挙げてOP入りしてから足踏みが続くが、重賞3着3回と力は上位で前走の愛知杯も先行組では1頭踏ん張り3着と好走。前づけ出来る器用な馬でコース万能タイプ、中山千八も前々走僅差2着と実績があり、ハンデも据え置き55キロは恵まれた。
▲クリノプレミアム、中山金杯2着・京王杯AH3着と中山は巧く一昨年の覇者でもある。ハンデ55.5キロは恵量で千八も(2.1.1.3)とまずまず。7歳33戦のキャリアで上り目は無いが、前々走中山金杯0秒3差の6着・前走小倉大賞典も0.7秒差6着と差は僅かでインから一発警戒。
△フィアスプライド、前走のターコイズSでは好位置から抜け出して快勝、末脚勝負型の競馬が多かったが一段と成長した姿を見せつけた。本レースでは分の悪いハンデ増の馬でトップハンデ56キロは楽ではなく、13番枠も渋馬場も気になるので印を下げた。

△タガノパッション、未だ2勝の6歳馬だが3歳時にはオークス4着とクラッシックに乗った素質馬。格上挑戦だった前走の愛知杯は僅差の2着、道中巧くポジションを上げていき勝ちに等しい内容。千八の持ち時計上位で右回りもこなすし、ハンデ53キロなら再度狙いが立つ。

△ククナ、前走の中山金杯で本命に推し期待通りの2着。距離二千から千八に詰まり追走には手間取りそうだが、まとめて面倒みられる決め手は魅力的。斤量増で外枠はしんどいが、引退を飾るレースになる可能性もある。

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