さて、マテリアル・パズル ~神無き世界の魔法使い~ 第35話(163話)の感想を。

マテリアル・パズル ~神無き世界の魔法使い~ 第35話:終わる闘いと終わる悪夢

□場面は10年ほど昔の女神の国の一般居住区から。
 クインベル、"素質者"(マテリアル使い?)の中の最低ランクの子供達を
 育てるってどういう事だ…。
 ってか、見ていて子育てを楽しんでる感があるな。
 カイエンが他の子供が飯がまずいって言ってるのを美味いとか言ってるのを
 見てると出身国の飯の酷さが知れるな…。
 料理がまずいって言われて料理の練習してるクインベルが子育てに熱心だなと。
 クインベルが自分には子供がいなかったから子育てが楽しいって言ってるのを
 見ていて何となく寂しさを感じたり。
 しっかり併せ(パイル)の訓練もしてるんだな。
 ゾルダートクロイツって何だ…と思ってたら十二神獣の事っぽいな。
 デコピン一つで子供を吹っ飛ばすとか何気にクインベルの強さがw
 "生きた証"とか"私の全て"とか言ってるのを見てるとクインベル、
 十二神獣宿木達の事をホントに溺愛してたんだなと…。


□場面は変わって女神の国の外の海へ。
 十二神獣宿木達を海まで連れてきた…と思いきや全員逃がそうとするとは…。
 女神やアダさんの思惑なんかそっちのけで子供達に情が移って
 子育てが生きがいにになってる感が…。

 って十二神獣宿木全員逃したはずなのに女神の国に戻ってくるとか…。
 よっぽどクインベルの事を慕ってるんだな。
 アダさんがクインベル達の一連の描写で横から色々言ってるみたいだけど、
 クインベルの気持ちに気付いていないとも思えないんで嫌味を言いに来てる
 っぽいな。宿木達に嫌われるわけだ。

□場面は変わって現在のクリスタベース国から。
 圧倒的な強さで十二神獣宿木達&クインベルを一蹴したジール・ボーイ。
 最後っ屁の如くクインベルに化けた宿木の一人が攻撃しようとするも
 あっさりと阻止される。
 そして闘いの顛末は…ミカゼ達の勝ち!!!
 しかし冒頭のクインベル&十二神獣宿木のエピソードを読んだ後だと
 ちょっとモヤモヤしたりも。
 城を襲っていた怪物達も消える。ってクライムさん来てたんかwww
 そしてほとんど何もしてないのにやり遂げた顔をしているピィゲルがwww
 
□場面は変わって魔女の心臓の前にいるルクシーアのところへ。
 封印が解けかけてるって危ねえ…。
 そこへリゼルの父、リゲル博士が。
 って封印が解けたら大陸一つが火の海ってメチャメチャヤバいんじゃないのか…。
 封印がもう限界だからルクシーアが生贄に…って
 ルクシーアの母親もなのか。ジェム家の使命って……。
 目の前で母親が怪物に食われるとかガチでトラウマになりそうだよな…。
 こういうの見てると誰が正義とか悪とか語るの自体がバカバカしく
 なってくるような。クインベルにもルクシーアにも自身の主張が
 ある感じがするよなあと。
 ルクシーアに別の方法を確立してみせるとリゲル。
 そしてリゲルの目の前で食われるルクシーア。
 さり気に鬱展開だよな…。

□場面は変わって女神の国に。
 いよいよナトラレーゼ始動みたいだな…。
 って最強の三十指が味方につくってジャンクーアさんか!?
 アダさんどうやって自分ら側に引き入れたんだ…。
 最後のコマが何か企んでる感が。

□場面は変わって決戦から1ヶ月後。
 ミカゼ達は再び旅に出てる模様。
 七人の魔法使いとジャンクーアを探すために。
 ビスカにも大地にももう時間がないのか…。
 いよいよ最後の旅が始まる。
 第7節:五本の指って…。
 クライマックス感があるなあと。
 次回へ続く!!!

今回はクインベル&十二神獣宿木の過去が印象的でしたな。
クインベルと十二神獣宿木は親と子の関係のそれなんだなと。
見ていて何だかしんみりとしてしまいました。後の結果が分かってるだけに。
あとルクシーア周りの描写も衝撃的でしたね。
クインベルにもルクシーアにもそれぞれの立場、考え方があって
善悪の一言で括れない感じがしました。


それではまた次回ー。