グループ結成日に〝感謝カンゲキ〟をファンに伝えた櫻井=東京・有楽町(撮影・加藤圭祐)

映像の名手、堤監督(左)が映画化した伝説ライブに櫻井も感激



嵐の櫻井翔(39)が15日、東京都内で行われたライブ映画「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM 〝Record of Memories〟」(堤幸彦監督)のジャパンプレミアに出席した。この日は結成記念日で、昨年いっぱいで活動休止後、グループに関するイベント開催は初。公開は1999年にCDデビューした11月3日に決まり、「夢が詰まった作品になった」と胸を張った。



■活動休止後初のグループ関連イベント


1999年9月15日に米ハワイで開いたデビュー会見からちょうど22年後のこの日。嵐が昨年大みそかの生配信ライブ以来、258日ぶりに銀幕で〝復活〟した。

代表曲「感謝カンゲキ雨嵐」が流れる中、メンバー5人を代表して登壇した櫻井は「こういう場は久しぶりでソワソワしている」と興奮。映画については「2年前の熱気や、われわれの思いを真空パックのように閉じ込めた。時の流れを感じずに楽しめる、夢が詰まった作品」と胸を張った。


20周年ツアー終盤の2019年12月23日に、映画製作のためだけにファン5万2000人を動員して東京ドームで撮影。国内アーティスト最多の237万5000人を動員したツアーとほぼ同じパフォーマンスが、148分間に凝縮された。


02年に嵐の初主演映画「ピカ☆ンチ」でもタッグを組んだ堤監督(65)は、ドローンを含む125台のカメラを駆使したため、「映画スタッフの中心人物が集まり、この日は(映画界の)撮影がストップした」と暴露。室内ブルペンで125台超のモニターを見ながら指揮を執る監督の姿を振り返り、櫻井は「NASAみたいな部屋だった」と目を丸くした。





映画のポスタービジュアルも解禁。ドルビー版と通常版がある

■大野智バースデー11月26日に全国公開

〝もう1つの嵐の記念日〟である11月3日に全国7館のドルビーシネマで先行公開され、リーダー・大野智(40)の誕生日である同26日に全国公開。櫻井は「結成記念日の9月15日にお伝えして、デビュー記念日の11月3日に公開することは、5人とスタッフがこだわり続けてきた」と満足げで、映画ポスターも解禁。堤監督は過去に類を見ないライブ映像を作り上げ、「嵐は日本一のアーティストです」と絶賛した。


映画のポスタービジュアルも解禁。ドルビー版と通常版がある


櫻井は年初にライブを演出した松本潤(38)と今作を見たといい、「エンドロールで『Directed by Jun Matsumoto』の文字を見て、すごく恥ずかしがっていた。僕はメンバーとして誇らしい」としみじみ。国内配給は松竹だが、海外配給はギャガが担い、アジア圏を中心に公開される可能性が高い。


今年公開作の最高興行収入は「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の102・3億円(興行通信社調べ)。嵐の20周年ツアーの観客はファンクラブ会員限定かつ抽せんで選ばれており、映画は制約がない上にリピーターも多く見込めることを考えれば、エヴァ超えも夢ではない。国民的グループは、活動休止してもなおトップを走り続ける。




★有働アナ〝休日返上〟で司会

会見で司会を務めたのは、日本テレビ系「news zero」で櫻井とキャスターコンビを組む元NHKのフリーアナウンサー、有働由美子(52)。今週は休暇で番組を休んでおり、「夏休み中にすみません」と櫻井からねぎらわれると、「プレミアの司会は初めて」と緊張した面持ちも、MCでは〝有働らしさ〟全開。映画タイトルの「FILM」を言い忘れた国民的アイドルに「もう一回」とダメ出しして笑わせた。また、前日14日には古巣のNHK「あさイチ」にサプライズで生出演し、話題になっていた。



★メンバーの近況



櫻井は日テレ系「1億3000万人のSHOWチャンネル」など3本のレギュラー番組に出演中。松本は23年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」に、二宮和也(38)は来夏公開の映画「TANG タング」に主演。相葉雅紀(38)は10月スタートのテレ朝系「和田家の男たち」で3年ぶりに連ドラに主演する。大野は事実上の活動休止状態だ。