秋が嫌いになっちまう | お銀の日ki

お銀の日ki

あめんぼあかいなあいうえおっと

去ってしまった年の秋は
金木犀の香りと共にやって来た

切り取られた稲穂と
橋のてっぺんから見える紅空が
一人の帰り道の密かな楽しみで
暗闇トレインのわずかな時間で
小さな灯を数えたりした




月日が一周して またやってきた






寒い


ただただ



寒い



秋を知ったのは微風か

だって心が夏服しか準備できてないから






暑い寒いを繰り返して
私は来るオワリを待つ




「俺は何も残せなかった」



そんな言葉はあんたには合わねえよ