東洋医学(漢方臨床)では,「弁証論治」・・・
「証」に基づく(合わせる)治療の理解が重要だと
言われています.
西洋医学の立場からは,なかなか理解しづらい「証」
という概念ですが,
「証」についての分かり易い説明があったので,
一部抜粋して紹介します(↓).
さて,当院の少量抗がん剤治療は,上図と治療概念が非常に
似通っています.
古来よりの東洋医学的「証」に,当院の「微小循環理論」
により導き出す西洋医学的「証」や画像診断学的「証」を
追加して,抗がん剤ひとつひとつを生薬のように使用して,
少量多剤併用でがん治療に繋げていくのです.(下図↓)
執筆予定の書籍の構想の一部です.
本を書く時って,なんか降りてくるんだけど,
今のところ,まだ降りてこないんですよ(笑).