正月に九州でがん相談受けますよー | 「あとは緩和」といわれたら

「あとは緩和」といわれたら

少量抗がん剤治療(がん休眠療法)で
元気に長生きを目指す ー

九州の実家の浅木病院.

神経内科・リパビリテーション病院として,

地元ではそれなりに知られた医療機関なのだが・・・

 

実は,この年末年始,浅木病院で12月31日,元旦,1月2日の

3日間連続で当直をすることになった.

 

つまり年末年始,1滴の酒も飲まず,初詣もせずに72時間

病院に籠もることになるわけだ.

 

何故このようなことになったかというと,

「医師の働き方改革」なるもののあおりである.

 

医師の働き方改革により,時間外労働時間の上限規制は,

常勤で勤務している時間だけにかかるものではなく,

非常勤勤務や当直のアルバイトをしている時間も対象に

なった.


そのため,浅木病院の年末年始の当直を快く引き受けてくれて

いた大学の若いドクター達が,今回の働き方改革で労働時間の

上限規制に引っかかるために,当直に来れなくなってしまった

とのこと.

 

代わりの当直医がすぐには見つからないと・・

急遽私にSOSのお声がかかったという訳なのだが,

齢80を超えた父親や日頃,長男の私にかわって浅木病院を

切り盛りしている弟に当直させるわけにもいかず,

私の72時間当直(よし,俺がやろう)となった次第である.

 

しかし,この医師の働き方改革なるもの・・

私のような古い人間には,「労働は美徳である」という

近代日本を造り上げてきた二宮尊徳モデルの精神を根幹から

否定・破壊するような方向性に感じてしまう.

 

昔の栄養ドリンクの宣伝「24時間戦えますか」とまでは

言わないが,働きたい人間・余力のある人間にまでガチガチ

に規制をかけるのは行き過ぎのように思うのだが.

 

特に,今回のような年末年始の当直料は割がいいため,

若いドクターにとって結構重要な収入だったりするのに・・・

 

ところで,私の72時間連続当直は問題ないのか?というと,

浅木病院“理事”は働き方改革の対象から外れるらしい.

笑www.

 

ということで,

12/31〜1/2の大晦日&お正月,九州でがん相談希望の方

おられましたら,浅木病院で受けますよ.下矢印

どうせ,ずっと病院にいますから.

 

まずは銀座並木通りクリニックに連絡ください(03−3562−7773:担当岡田).