2016年の騒動,そして今 | 「あとは緩和」といわれたら

「あとは緩和」といわれたら

少量抗がん剤治療(がん休眠療法)で
元気に長生きを目指す ー

先日,世界がん撲滅サミット・中見利男代表顧問より

一本のメールが入った.

 

内容は,「がん撲滅サミット2016の正当性を裁判で

勝ち取りましたよ.」というものであった.下矢印

 

 

 

 

ここで,2016年に何があったのか・・・

まさに“魔女狩り”だった.

面白い話なので,詳細は以下を参照されたし.下矢印

 

 

一部抜粋すると,

 

――そういう中で2016年に騒動がありましたね。
中見 よく覚えていただいていますね。その通りです。当時から

難治性がんや希少がんの患者の皆さんが打つ手がないと嘆いて

おられることを知っていたので、代替医療の名医の方に登壇を

お願いしたのです。しかし思わぬ方向から抗議がきたことで

お騒がせしてしまったことについては私自身に責があります。
 しかし、この一件があったからこそ当時、疑問に思っていた

こと。なぜ、がんを撲滅しようという声があがらないのか。

その原因がはっきりしました。がんとの戦いはもちろん困難を

極めているのですが、同時に様々な既得権益構造ががん医療の

前に横たわっていたのです。我々は2017年から危機管理チーム

を立ち上げて彼らと共に、この問題について徹底的に調査に

乗り出しました。
 その結果、標準治療を絶対的なものに確立しようと不当に

誹謗中傷やSNSで嫌がらせをしている悪質なグループの存在に

たどり着いたのです。

――なぜ、そのような行為を行う必要があるのでしょうか。
中見 本当に不適切な治療行為をやっているクリニックや医師

に対するけん制という領域を超えて、彼らは日本発の創薬や

新しい治療法が出てくること自体を妨害することで、標準治療

の既得権益を守ろうと考えていたからです。それは少なくとも

三重構造になっていて、悪質なグループと彼らを支えている

組織と、さらに大きな組織がそこに存在しています。

――まるでサスペンス小説ですね。
中見 それを越えていますよ。彼らの手口は標準治療の既得

権益を守るどころか、今や日本の医療の発展さえも妨害して

いるに等しいのです。

 

―ー以下,省略.

 

インタビュアーの言う通り,まるでサスペンス小説なのだが,

このサスペンスはまだまだ終わらない.
 
さて,2016年の騒動を思い出してみると・・

 

親からは,

「お前は東京で何をしよるんや.人様に迷惑かけんで

九州に帰って来い.」といわれたり・・・(笑ww)

 

「先生のこと,ツイッターでボロッカスに書かれていますよドキドキ

と患者さんが硝子のハートの私に逐一報告してくれたり・・・

www
 

大手全国紙新聞までが私を叩きにきたり・・・www〜

 

ただの町医者を,ロクに調べもしないでペンの暴力で

いじめるなよ〜ww,と当時は思ったが・・

 

まぁ今となっては,全てが楽しく,懐かしい.

 

考えようによっては,ただのパンピーである私にとっては

一生に一度あるかないかの非日常的な稀有で貴重な体験

だったとも言える.

 

今後は,「某大手全国紙新聞から個人攻撃受けたこと

あるんだぜ」と人に大いに自慢することにしよう.

 

来年で当院は,開院より丸17年になる.

 

この度の判決は,

 

“もうしばらくそこ(銀座)で使命を果たせ”という

“天の声”なのだろう.

 

エビデンスだけでは,がん診療の現場は語れない.

エビデンスだけではがん患者さんの多様性に対応できない.

エビデンスからこぼれた患者さんを切り捨てないためには

どうしたらいい?どう対応していくのだ?

 

エビデンスが重要.

んなこと百も承知.

そういう世界に長年居た.

だから,耳タコだ.

 

ただ,そこで思考を止めるな.

『型から入り,型から出でよ.』

 

がん診療の現場は,エビデンスだけでは解決できない

問題が山積みだ.

 

こういった,がん診療の現場になにか変化をもたらせないか,

という思いは,今後も色褪せることなく持ち続けていく

つもりだ.

 

さて,今回の判決で個人的に老後の楽しみができた.

 

孫に『爺ちゃんは,その昔,医学界という迷宮(ダンジョン)で

“エビデンス脳症”と呼ばれたダンジョンの住人を相手に戦った

“勇者”の1人だったんだよ.』と,

 

美化マシマシにした冒険活劇・・・

大逆転勝利の“物語”を話聞かせてやるのだ.ニヤリ